加藤シゲアキ「壮大なテーマに挑んだエンタメ」原稿用紙740枚超えの大作

NEWSの加藤シゲアキが執筆した長編小説「なれのはて」(講談社)が10月25日に刊行されることとなった。構想から約3年をかけて完成した、原稿用紙740枚超えの大作。加藤が語った作品への思いをお届けする。

長編小説「なれのはて」を刊行するNEWS加藤シゲアキ

前作「オルタネート」の執筆時から考えていた本作が、構想からおよそ3年の歳月を経てついに完成しました。「なれのはて」は自著のなかで最も壮大なテーマに挑んだエンタメ作品であり、また問題作でもあると考えています。三十代半ばとなる(なった)私が何を書くべきか、問い続けた結果がこの作品です。舞台を2019年の東京と、私の母の地元である秋田にしたのは、私自身がこの物語に深く没入するためでしたが、その過程で日本最後の空襲のひとつといわれる土崎空襲を知り、自分がこの小説を書く宿命を感じました。この小説を書いたのは本当に自分なのか、それとも何か見えざるものによって書かされたのか。今はそういった不思議な気分です。作家活動が十年を超えた今だからこそ、全身全霊で書き上げることができました。一枚の絵の謎から広がる世界を、どうぞご堪能いただけると幸いです。

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