FANTASTICS 全国ツアーファイナルで全28曲披露 佐藤大樹主演ドラマ「around1/4」主題歌「It’s all good」の9・22配信リリースも発表
男性ユニット「FANTASTICS」が27日、東京・有明アリーナで、昨年5月からスタートした全国ツアーのファイナルを迎えた。6月からはグループ初のアリーナライブを2都市6公演で開催しており、この日がそのラスト。最新シングル「Tell Me」など全28曲を披露した。
ツアーのテーマは「ホップ・ステップ・ジャンプ」。その言葉通り、白い衣装に身を包んだ8人が姿を現すと「ジャンプ!ジャンプ!」と観客をあおりながら、ステージ上を跳びはねた。中央にせり出した花道でも思い思いのパフォーマンスを見せ、冒頭からアクセル全開でファンを魅了した。
アリーナはグループにとっても念願の場所だ。本来は20年に初のアリーナツアーを開催する予定だったが、新型コロナウイルスの影響で全公演が中止になった。その悔しさをバネに、今回のツアーでは全国のホールを中心に69公演を行ってきた。その締めくくりとしてアリーナの地に降り立った形で、リーダーの世界は「アリーナが1つの目標だった。それを完遂できたことに感謝です」と万感の思い。中島颯太も「元々予定していたツアーが中止になり、それでもアリーナに戻ってこられたのは皆さんのおかげです」とファンに感謝した。
今後グループとしてはさらなる高みを目指していく。世界は「ホップ、ステップ、ジャンプと来て空に飛んだので。次は宇宙かな。『FANTASTICS』が1つの星のようになれれば」と独特の表現で今後を見据えた。八木勇征は「まずはできていなかったアリーナツアーをやって色んな地域の方に会いにいきたい。そしてドーム、スタジアムと大きな所でやるためにもヒット曲を生み出したい」と力を込めた。
またライブ中には佐藤大樹が主演するテレビ朝日系連続ドラマ「around1/4」の主題歌「It’s all good」を9月22日に配信リリースすることも発表された。佐藤は「次はアリーナツアーという夢を一緒に叶えましょう」と呼びかけた。
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