NHK定例会見、紅白のゲスト審査員7人を発表 出場辞退報道の嵐には言及なし

NHKは17日、東京・渋谷の同局で定例の会長、メディア総局長会見をを行い、大みそかの「第76回紅白歌合戦」のゲスト審査員7人を発表した。

東京・渋谷のNHK社屋

サッカー元日本代表FWの「キングカズ」こと三浦知良をはじめ、来年のNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」で主演を務める俳優の仲野太賀、今年前期の連続テレビ小説「あんぱん」に出演した松嶋菜々子、今年後期の連続テレビ小説「ばけばけ」主演の髙石あかり、声優として初めて文化功労者に選ばれた野沢雅子、車いすテニス男子の小田凱人、文芸評論家の三宅香帆さんが務める。

また、出場が発表されている韓国発の多国籍ガールズグループ「aespa」の出場に変更はないことも発表した。グループの中国人メンバー・ニンニンが2022年にファン向けアプリに写真を投稿。「かわいいランプを買ったよ~どう?」とする写真が、キノコ雲のような形のランプだったことから、SNSを中心に物議を醸していた。

一方、紅白への出場辞退の意向が報じられた嵐については会長、総局長ともに言及しなかった。NHKは、取材に対し「番組の制作過程につきましてはお答えしておりません」と回答し、報道の真偽について明言を避けている。(トピクル取材班)

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