上田竜也、KAT-TUN解散決定後も「この物語に支えられ…」 自身がモデルの「この声が届くまで」で小説家デビュー!

初の小説「この声が届くまで」を執筆した元「KAT-TUN」の上田竜也
3月末で解散したKAT―TUNのメンバーだった上田竜也が初めて小説を執筆した。題名は「この声が届くまで」(KADOKAWA)で6月27日に発売される。「大切にしてきたグループは幕を閉じてしまいましたが、この本には僕がずっと感じてきた仲間のあり方、実現していきたかった夢が込められています」と思いを伝えた。
主人公は幼なじみの仲間とバンド活動する青年の龍。メンバーの1人が脱退しバンドが窮地に立たされながらも、全力で立ち向かい憧れの武道館を目指す姿を描く。上田は主人公について「ほぼ僕。なかなか自分の思いが相手に伝わらず、とても不器用な人間」と形容した。
書き始めたのは田口淳之介が脱退し、6人でスタートしたKAT―TUNが3人体制になった2016年。デビュー10周年を迎えるも“充電期間”として活動休止に入った過渡期だった。「今後のグループのために、自分がもっと何かやれることはないか?」という思いで心の内を表現しようと決意した。
順調に3分の2ほど書き進めたが、事務所と相談の上、他のことも学ぶために執筆は一時中断。だが、23年に旧ジャニーズ事務所が「STARTO ENTERTAINMENT」となり環境が変化。事務所に再び相談し昨年から執筆を再開した。長いブランクが生じたが「その期間に感じてきたものも小説に表現できたので、その年月は決して無駄ではなかった」と振り返った。
完成間近の年明けにはグループの解散が決まった。「戸惑い、悩みましたが、自分にできることをしようと前を向くよう努めました。僕自身もこの物語に支えられていたと思います」と最後まで筆を走らせた。
メンバー脱退、活動休止、事務所の変化、解散など大きな波をいくつも経験した上田が「今の自分の想いをぎゅっと詰めた」と構想から約10年かけて完成させた一冊。上田の歩んできた道のように、登場人物たちは多くに課題にぶつかり、悩み、もがき、仲間と乗り越えようと進んでいく。上田は「この物語が皆さんの心に寄り添い、力になれたらうれしいです」と呼びかけた。
○…STARTO社所属タレントでは、NEWSの加藤シゲアキが2作で直木賞候補作入りするなど小説家として活躍している。Kis―My―Ft2の宮田俊哉はライトノベル「境界のメロディ」で昨年小説家デビュー。SUPER EIGHTの村上信五は初の著書「半分論」が14日に発売される。漫画家としては、18年にKing&Princeの高橋海人、23年に元KAT―TUNの中丸雄一がデビューしている。
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