木村拓哉 19年ぶりの“山田組”参戦作品クランクアップ「楽しみに待っていて」 ハウルで共演の女優と意気投合でハイタッチも

俳優の木村拓哉が女優の倍賞千恵子と共演した山田洋次監督の映画「TOKYOタクシー」(11月21日公開)がクランクアップしたことを配給元の松竹が発表した。木村は「“映画ってやっぱりいいな”と、単純にホッコリ温かい気持ちになっていただけたらうれしい。楽しみに待っていていただきたいです」と同社を通じて呼びかけた。

山田洋次監督の映画「TOKYOタクシー」で共演する倍賞千恵子と木村拓哉

仏映画「パリタクシー」が原作。東京を舞台にタクシー運転手(木村)が高齢者施設まで女性(倍賞)を乗せ、“旅路”で2人が心を通わせていくヒューマンドラマを描く。

先月にクランクアップし、木村は3月に一足先に撮影が終了。倍賞はサプライズで現場に駆けつけ、山田監督も交えてそれぞれハグを交わした。

倍賞とはジブリ映画「ハウルの動く城」でともに声優を務めたが、実写では初共演となった。倍賞が「芝居がうまくいくとハイタッチして、とても楽しく撮影をさせていただいた」と振り返るように、作中の2人同様に撮影を通じてすっかり意気投合。木村も「なかなかOKが出ない時もありましたけど、悔しいという気持ちではなく、それさえも楽しいと感じられました」と、倍賞と紡いだ時間をいとおしんだ。

山田組への参加は「武士の一分」以来、19年ぶり。作品に丁寧に向き合う現場に「こんなぜいたくで、ハートフルな現場がめったにない。巡り合えたことは凄くラッキー。映画を撮影しているという、原点のようなものを改めて考えさせてくださった」と感謝。公開に向けて「フランスで製作された『パリタクシー』という作品を、山田監督が東京を舞台にしたらどのような作品になるのだろうかと、今から楽しみにしています」と自らも期待を寄せた。

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