中島裕翔のHey!Say!JUMP卒業決断「グループ抜けた個人活動タレントの変わらぬ活躍が後押ししたのでは」 局関係者が推察

Hey!Say!JUMPの中島裕翔が28日をもってグループを電撃卒業した。当日の昼過ぎにグループのファンクラブなどで発表した。今後はSTARTO ENTERTAINMENTに残り、俳優として活動する。グループは7人体制で活動を継続。31日の野外音楽祭「a―nation」にも新体制で出演する。

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中島はこの日「本日をもちましてHey!Say!JUMPを卒業させていただくことになりました」とコメント。多くの人を驚かせた発表について「自分とは何なのかと考えた時に、自分にはお芝居に対する強い思いがありました。その思いがさらに確固たるものとなり、今後は自分の足で立って俳優を主軸に活動したいと決断しました」と説明した。

ファンにとっては寝耳に水の卒業となった。今月6日のインスタライブでは「この間メンバーで打ち合わせしてきた。フェス楽しみだよね」と「a―nation」について話していた。一方、この日の発表文などによると、27年に迎えるグループのデビュー20周年に向けての打ち合わせで、卒業を申し出。8月に入って話し合いを行ったという。最終的に28日をもって卒業し「a―nation」も参加しないこととなった。グループのレギュラー番組であるフジテレビ「いたジャン!」は収録済みの9月24日放送分まで出演。8人体制が見られるのは、この放送が最後となるとみられる。

他のメンバーは「初めは僕たちも戸惑い、たくさんの話し合いを重ねてまいりました」と吐露。「お芝居に対する熱量や、独り立ちしたいという思いに答える形で門出として送り出し、これからの活動を応援することに決めました」とした。グループからは11年に森本龍太郎、21年に岡本圭人が脱退している。

中島は04年に旧ジャニーズ事務所に入所し、07年11月に「…JUMP」としてCDデビュー。アイドルだけでなく、俳優としてもフジテレビドラマ「純愛ディソナンス」や映画「#マンホール」など多くの作品で主演を務めた。映画「366日」など話題作にも出演し、繊細な演技が高く評価されており、自分の中でも芝居への熱を高めていった。

STARTO社ではタレントの意思が尊重されることもあり、中島健人や河合郁人がソロに転向。岡本も舞台を中心に活動している。テレビ局関係者は「より芝居を高めていきたいと思う中で、個人活動が視野に入った。そのときにグループを抜けて個人活動をしているタレントたちが変わらぬ活躍を見せていることが今回の決断を後押ししたのではないか」と推察した。

今後について中島は「まずは俳優活動に専念し、新たなステージでのあらゆる可能性に挑戦しながら、ファンの皆さまに楽しんでいただけるエンターテインメントをお届けしていきたい」と決意。自身が選択した道をまい進していく。

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