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2025年04月28日 16時49分

少年忍者・北川拓実主演ミュージカル「チョコレート・アンダーグラウンド」に隠れた大きなテーマは?

初の本格的ミュージカル主演に「プレッシャーとうれしさが半々」と語る少年忍者・北川拓実

ジュニアの17人組「少年忍者」の北川拓実が28日、大阪市内で主演ミュージカル「チョコレート・アンダーグラウンド」(6月5～15日に東京・よみうり大手町ホール、21日に大阪・森ノ宮ピロティホールなど)の取材会を行った。

ミュージカルのタイトル「チョコレート・アンダーグラウンド」に合わせてハートマークでアピールする少年忍者・北川拓実

極端な政治によって「チョコレート禁止」になってしまった国を舞台に、これに立ち向かう若者の姿を描く話題作。北川にとっては、これが初めて挑戦する本格的ミュージカルで、オファーを受けた時は「最初に思ったのは“うれしい”のひと言。僕自身、ミュージカルは目標であり、ひとつの夢だったので、それがかなうのが光栄でした。だけど、共演者の方々、その中に飛び込んでいくプレッシャーも感じています」と責任感を漂わせながら「幸せ」という言葉を繰り返した。

主演ミュージカル「チョコレート・アンダーグラウンド」をPRする少年忍者・北川拓実

国民が政治に無関心だったために成立した“チョコレート禁止法”。これには「選挙に行かず、無関心の怖さを感じます。ボクも、じゃあちゃんと政治を知ってるか?と言われたらそこまででもないし。興味を持たないことで、戦争をする国になってしまって取り返しのつかないことになったら…なんて危機感を感じました。自分も勇気を持って、考えを持って行動しないと平和は崩れる…という可能性があるということを気付かされました」と、隠れた大きなテーマにも言及した。

主演ミュージカル「チョコレート・アンダーグラウンド」のポスターと撮影に応じる少年忍者・北川拓実

共演者には個性派俳優の岡田浩暉や土居裕子、声優としても活躍する平野綾の名も。「ボクが一番頑張らないといけないし、足を引っ張っちゃいけない、人一倍頑張って作り上げていかないと。(顔合わせの)あいさつの段階ですごく緊張していました」などと初々しさものぞかせた。

事務所の先輩である京本大我らが、大作ミュージカルで躍動するのを見てあこがれていた。その京本からは前日まで立っていた舞台「君のクイズ」の楽屋のれんももらった。「(京本には)ぜひ見に来て欲しい。“オレもこれぐらいできるぜ”というのを知って欲しい。憧れのいい先輩だけどボクも追いつきたいし、切磋琢磨(せっさたくま)していきたい」と夢を膨らませた。京本については「歌、オーラ、本当に王子さまみたいでカッコイイ」と絶賛。憧れの存在に「嵐」の二宮和也の名も上げ「アイドルもできて、お芝居もすごくて。ボクもいずれはそういう風になっていきたい」と話した。

初のミュージカル主演へ、熱い思いを語る少年忍者・北川拓実

「チョコレート」が大きなキーワードとなるだけに席上では「バレンタイン」の話題になったが「あんまり、無縁というか。お母さんとかにもらったことはあるけど、同級生とかからもらった記憶はないんですね。学校ではもてないタイプ(笑い)。ボクって不思議というか“何考えてるか分からない”って言われてたんで。ボクの記憶では(チョコを)もらった記憶がない。悲しいですけど」と苦笑いだった。

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