Snow Manラウール、アートとアイドルの「橋渡し的な映像作品だと受け取ってもらえれば」 MV公開「Induction」への熱い思い
Snow Manラウールが作詞したソロ曲「Induction」のミュージックビデオ(MV)が8日、グループのユーチューブで公開された。ラウールは公開に先立ち、インスタグラムのストーリーズに「勝負の日」と書き込んでいた。

Snow Man
ラウールは動画の概要欄にコメントを投稿。「このMusic Videoは紛れもなくアート作品であると思う」「現在、アートとアイドルは対極にある存在」などと書き込み、「ただみんなはどう思うか耳を傾けるような楽曲です」「両者の橋渡し的な映像作品だと受け取ってもらえれば幸いです!」などと書き込んだ。
この投稿にファンは「」「世界中の人々に届け」「ラウールさんの作品が全世界に配信されてとっても嬉しい」「芸術作品」などと書き込んだ。
以下は投稿全文。
こんにちは、ラウールです
見にきてくれてありがとうございます。
このMusic Videoは紛れもなくアート作品であると思うのですが
現在、アートとアイドルは対極にある存在だと思います。
そのことに反対でも、提案でも、警鐘でもなく、ただみんなはどう思うか耳を傾けるような楽曲です。
昨今パフォーマンスとしての芸術であるバレエや歌舞伎、また物体としての芸術作品を展示している美術館など、アートに触れる場に足を運ぶ人が少なくなり、各界では伝統を継承しつつも形を変えたり現在の大衆が受け取りやすいような工夫がなされています。
では現在と過去でその大衆の周りにはどのような変化があったのか。
それは情報のスピード、そしてそれに対する興奮の有無だと思います。
僕は最近TikTokを始めたのですが、そのスピードは本当に楽しく、そして恐ろしくもあります。僕自身もかなり肯定的にドーパミンを出しながら楽しんでいますから、もちろんそれらを否定するわけではないです。
ただ情報のスピードが今より遅かった時代、先人たちはどのようにエンターテイメントを楽しんでいたか、平成生まれの僕が勝手に考察するとすれば、やはり与えられたものに対して自分の世界だけで咀嚼する、想像することに楽しみを感じていたのだと思います。
時代が変わったからそれは過去のことだと言いたいところですが、そのようにして育っていった様々な芸術が今も尚存在しているということは、それらに興奮することが僕たちのDNAに刻まれているということを僕は信じたいんです。
そんな楽しみ方が自分ももっとできるんじゃないか、せっかくアイドルとしてみんなに出会えたのだから僕もその楽しみ方を伝えられるような人になりたいなと思いました。
トレンドの外にも快楽はたくさんあります
すぐに届く短く楽しげな情報と咀嚼回数の多いアート作品、偏らずどちらも更に繁栄していく可能性はまだまだ残っているのではないでしょうか。
話は戻りますが、もしそうなった場合にアイドルとアートは本当に対極になるのですかね?
日本のアイドル文化の始まりから考えるとそうかもしれませんが、時代の枠を越えた”概念としてのアイドル”にはやゴッホやピカソも当てはまる気がしてきました。
流石に大袈裟すぎますが、両者の橋渡し(もっといい日本語が思いつかずすみません)的な映像作品だと受け取ってもらえれば幸いです!
乱文失礼しました
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