【IMP.通信・横浜アリーナ公演を終えて】佐藤新、しゃがれた声に宿る「命がけ」の覚悟
IMP.が21、22の両日、初の全国アリーナツアーの横浜アリーナ公演を開催。2日間3公演で計約4万5000人を動員し、長年憧れ続けた大舞台で、熱狂のパフォーマンスを繰り広げた。

憧れの横浜アリーナで公演を行ったIMP.の佐藤新
会場は立ち見客で埋め尽くされ、開演前から期待感が渦巻く。グループの勢いを肌で感じる光景だ。そして始まったステージは、まさに圧巻の一言だった。
特に記者の胸に深く突き刺さったのは、センターを務める佐藤新の姿だ。憧れの会場に立った喜びに突き動かされるように、冒頭からエンジン全開で5曲を歌い上げた。その直後の挨拶では、マイクに乗った声がいつもの柔らかなものではなく、全力のパフォーマンスによる興奮の証として、熱くしゃがれていた。
「俺にとってPINKY.(ピンキー、ファンの総称)は、命よりも大事で、一生守り続けていきたい存在なんだよ!」

憧れの横浜アリーナで公演を行ったIMP.の(左から)基俊介、佐藤新、影山拓也、横原悠毅、松井奏、鈴木大河、椿泰我
松井奏との最年少コンビながら、グループの顔として立つ重圧は計り知れない。その全てを背負った上での「一生守り続けていきたい」という言葉。それは、単なるファンサービスではない。グループのセンターを張る人間の”覚悟”だった。
その覚悟は、客席で見守る後輩たちにも、伝わったはずだ。この日の公演には、事務所の後輩であるwink firstや研修生のTRAINEEたちが駆けつけていた。かつて自分たちが先輩の背中を追いかけてきたように、IMP.は今、夢を追いかける後輩たちにその背中を見せる立場になった。7人のパフォーマンスは、後輩たちにとって最高の道しるべとなっただろう。

憧れだった横浜アリーナで公演を行ったIMP.
結成から5年。コロナ禍で思うように活動できない時期もあった。それでも、船から降りずに支え続けたPINKY.。横原悠毅が「3年遅刻ですわ」と笑えば、PINKY.は温かい拍手を送る。メンバーとPINKY.の間には、言葉にしなくても分かる絆があった。
横浜アリーナは新たなスタートラインだ。IMP.という船は、PINKY.という名の宝物を乗せて、さらに大きな海原へと漕ぎ出していく。7人が見せてくれる次の景色が、今から楽しみでならない。(高原 俊太)
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