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2025年07月30日 22時21分
音楽ユニット「Tourbillon」が27日にデビュー20周年を記念して開催したツアー「Tourbillon Debut 20th Anniversary Tour 2025 -BOUNDLESS-」のファイナル公演を、東京・Zepp Hanedaで開催した。 ステージの前にかけられた幕には、ローマ数字が刻まれた時計盤が映し出されていた。未来へと進む針は、動き出した3人の姿に重なっていく。 開演時刻の午後6時を過ぎると、穏やかなSEが、フランク・シナトラのヒット曲「マイ・ウェイ」に変わり、天井のミラーボールがまばゆい光を放ち始めた。RYUICHIがソロでも歌う同曲。発声障害という困難があっても、自分が信じた道を歩み続けるRYUICHIら3人がステージに姿を見せると、会場は大きな拍手で出迎えた。 この日のステージは、6月に9年ぶりにリリースしたアルバム「BOUNDLESS」に収録した新曲「In My Heart」で幕開け。メロディアスなH.Hayamaの鍵盤の音に合わせ、RYUICHIが低音を響かせていく。ギターのINORANが声を重ねると、曲の立体感が倍増していった。 RYUICHIは「20年の月日を経て、HayamaくんとINORANと共にこのステージに帰ってきました」とあいさつ。「ツアーが短すぎるので、まだ食べ足りない感じがします」と続け、「今日夢の続きを見ることができたら、またどこかで集まれたらと思います」と未来を見つめた。 総立ちの会場がクラップをして歓迎した「Life is beautiful」の曲中には、ウィスパーボイスで魅了。「End of time」ではINORANがマイクを手にボーカルを務める場面もあった。 チェストに腰掛けたRYUICHIが「To You,My Dear」を歌い終えた中盤には、一人ステージに残ったHayamaが、体の周囲にセットした10台近い機材を駆使し、ソロ曲「BOUNDLESS」を演奏し始めた。曲中、バックバンドを務めたyukarieサクソフォンがさく裂すると、ギターの菰口雄矢、ベースの中西智子、ドラムの沼澤尚らとセッションを展開。グリーン、イエローと七色の光の中で鍵盤が躍動していた。
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