【シクフォニ①】魂の「3D」再現ライブ! LaLa arenaに炎噴き上げるド派手演出でファン魅了!

シクフォニが13、14日の両日、千葉・LaLa arena TOKYO―BAYで「SIXFONIA OneManLive『Six―tuation』vol.II ―Virtual―」を開いた。

リアルライブでパフォーマンスするシクフォニ

開演時刻になると、ステージ中央に設置された巨大なスクリーンに銃を手に駆けていく6人のイラスト映像が映し出された。躍動感ある映像の最後に一斉にライブのタイトルを口にすると、ステージの上に横並びになった生身のメンバーが登場。そのシルエットを照明がなぞると観客の目が一心にそこに注がれ、1万1000人の大歓声が6人を包み込んだ。

いるまのラップがさく裂するデビュー曲「J0KER×JOK3R」で幕開け。続く「Burn it All」ではステージの前方8カ所から炎が噴き上がるド派手な演出で圧倒。いるまの「たまんねぇな」の声に客席から悲鳴のような声が。メンバーカラーのサイリウムが呼応するように激しく揺れていた。

リアルライブを行ったシクフォニ

5曲目からはメンバーが歌詞を書いた曲を歌うソロコーナーに突入。クールなマント姿から、白いフード姿に衣装替えした雨乃こさめは「ジグザグ」でキュートな歌声を披露した。ステージの下からジャンプアップして登場したいるまは「REC.TRUE」を歌いながら「お前の愛の使い方間違えんなよ!」と観客をあおり続けた。ダークな世界から一転。「この時間は僕だけを見ていて下さい!」と甘えたみことは「Magic」で会場をイエローカラーに染め上げた。

6人での歌唱を挟んだ後、すちからソロ歌唱を再開。「お前の顔も声も全部見せてみろ!」と誘った「BURN―OUT」では何度もシャウトし客席を燃え上がらせた。LANは透明感ある歌声で「灯」を披露。ソロ曲の最後は暇72が「最酊。」で締めくくっていた。

シャウトであおるすち

LANが歌詞制作に参加したライブリード曲「Dive II World」を披露する際は、背後のスクリーンに同曲のミュージックビデオ(MV)を投影。MVと同じ衣装の6人が歌い、踊る様子はまさにスクリーンから飛び出してきたよう。歌もMVでは声にエフェクトをかけるなど“未来感”を感じさせていたが、リアルライブでは、すちが得意のシャウトを繰り返すなど、“生身”ならではの躍動感を伝え続けた。

黄色に染められた空間の中で歌うみこと

顔を明かしていない6人が立つステージは、“陰”を保ったままだったが、確かに存在するメンバーが放つ生のエネルギーに、客席のボルテージは最高潮になっていた。

ライブは10月に全世界に向け無料配信した3D公演を現実空間で生身の6人が完全再現するもの。3D公演ではメンバーを模したイラストを映像化し、3Dスーツを着た6人の動きをリアルタイムで映像に反映。同時視聴者数が4万人を超え、SNSでは「#シクフォニ3D」がトレンド上位になるなど注目されていた。(西村 綾乃)

全力で歌う暇72

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