BBM独占インタビュー②~男性美容の火付け役へ~ メンバー全員でやりたいこととは?
- BBMの(上から時計回りで)Keiju、Taiyo、Kousei、Jun
美容に特化したボーカル&ダンスグループ「BBM」のTOPICOOL単独インタビュー。総数約1000人が参加したオーディションを勝ち抜いた4人は昨年12月にデビュー。4カ月経っての心境や「新しい価値観の存在に気付いてもらえたら」とする男性美容への熱い思いをお届けします!
――男性の美容が徐々に広まりつつある。
Keiju「賛成も反対もあるけれど、どちらかの意見を押しつけ合うのは良くないと思っている。新しいものが入ってきているんだなと、思っていただけたらうれしいです。男性美容を積極的に取り入れている方も、その価値観を押しつけ過ぎてしまうのも良くない。自分がやりたいと思ったことをやれるのが良いなと思っています」
――価値観を伝えていきたいと思う?
Keiju「思っています。でも押しつけるのではなくて、選択肢の1つとしてあることを伝えられれば」
――美容特化のグループとしての活動について?
Jun「最初のきっかけになればうれしい。一歩踏み出すきっかけになって欲しい。興味ない方でも、知ってもらうきっかけになれれば」
Kousei「同じですね(笑い)。メイクとかをしたら、男の人でもこんなに格好良くなれるんだというのを知ってもらって、始めてくれる人が増えたら良いですよね」
――メイクをするようになったきっかけは?
Kousei「中学生くらいの時に母親にしてもらって、めちゃくちゃ格好良くなるなと。それから自分でも借りながら少しずつやるようになった」
Taiyo「男だから…とか気にしたらだめだと思います。やりたいことをやるのは良いことだと思う。僕がやっているので〝こいつがやっているなら僕もやってみよう〟と。軽いノリでそう思ってくれる人がいたらうれしい」
――きっかけは?
Taiyo「眉毛とかは高校生の時から書いていたけれど、本格的に始めたのは1年ぐらい前からですね。韓国のアイドルとか中国の俳優とかが好きで、ちょっと人間離れしたあの顔に近づきたいなと思って始めた」
――憧れの人は?
Taiyo「BTSのVさんは本当に格好良くて、美しいですよ。とにかく。ああなれたら幸せです」
――メンバー同士で美容の話はする?
Taiyo「意外としないかもしれないです」
Kousei「褒め合っていることが多いです」
Jun「Keiju君の鼻が高い!とか。横からみてください!」
Keiju「こんな感じで互いに褒め合っています。電車の中とかでも」
――TOPICOOLの「クール」にちなんだ質問です。グループのクールなポイントは?
Jun「やると決めたらみんな最後までやりきる。そこがクールかな」
Keiju「MVの撮影でも、裏やスタンバイ中はワイワイ話していたりするが、いざそれぞれの撮影が入ると皆スイッチが入る。オンとオフの切り替えの部分はクールかな」
Kousei「皆が堂々としている所ですね」
Jun「以上?」
Taiyo「皆が格好良いけれど、そう言われた時に〝自分はブサイクだから〟とか絶対に言わないんです。みんな自分に自信を持とうと心がけています」
――それぞれのクールなポイントは?
Jun「真っ直ぐです、僕は。やりたいと思ったらやり通します」
Keiju「鼻の高さ以外だと、スイッチ入れるというのは自分でも大事だと思っている。そこをクールと呼べるよう、今後も続けていきたい」
Kousei「僕は指のならし方ですかね。1つのパフォーマンスにもなれば」
――メンバーで食事はする?
Jun「ないですね…。住んでいる地域がばらばらなので」
Keiju「そういうのが大事だったりするので、今後行きたいですね。特にオンの時だけではなく、オフの時から会える環境は大事なのかな」
――皆で食事行くとしたら何を食べたい?
Jun「焼き肉でしょ。それしかないですよね」
Taiyo「確かに良いですよね」
――他にメンバー4人でやりたいことは?
Taiyo「遊びに行きたい。制服でUSJとか。Junくん以外の3人とはプリクラを撮れたのですが、Junくんだけ都合が合わなくて…。だから4人で撮りたいですね」
Kousei「確かに!」
Jun「あと旅行したい。熱海とか(笑い)。かっちりとしたお店とかじゃなく、4人で囲み合うような感じで話し合えたら」
――Keijuさんは23歳になる。年齢的には新社会人ですが抱負は?
Keiju「同級生がスーツを着て社会人として働き始める中、新しい環境で新しい一歩を歩み始めた。大学を卒業しましたが、アーティスト活動をもともとしていたので、社会人として切り替わる人と比べると実感があまりなかった。友達がスーツを着てる姿がSNSとかに載っていると、自分は変わったかな?と思うことも。それでも自分の道を究めると決めているので、揺らぐことなく意思をしっかり貫きたい。責任感とか100%自分に返ってくるので、今まで以上に気を引き締めて頑張っていきたい」
【取材後記】
インタビューで「化粧してかっこよくなると自分に自信が持てる」と話していたように、デビュー4カ月ながらも取材に堂々と応じる姿やハキハキした言葉には力強さを感じた。記者が化粧品について質問すると「その商品はあそこで買うとコスパ良くてオススメですよ!」とテンション高くアドバイス。「男性美容を選択肢の1つとして広めていく」というスタイルを体現してくれた一コマだった。デビュー曲「Butterfly」では、黒をベースとしたシックな衣装に身を包む。華麗に舞い、歌うその姿も〝美〟そのもの。新しい男性像を表現し、伝えていくBBMに期待が高まるばかりだ。
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