福山雅治、阿部寛、木村拓哉らが沈痛 東野圭吾さんを追悼「まだお別れの言葉を言えずにいます」

作家の東野圭吾(ひがしの・けいご)さんが大腸がんのため、7月23日に死去したことが分かった。68歳。大阪府出身。27日、講談社が発表した。訃報を受け、東野さんの作品が原作となった映像作品の出演者が故人を追悼した。

福山雅治

「ガリレオ」シリーズで主演を務めた歌手の福山雅治は公式Xを更新。「東野先生作品の住人のひとりとして生きてきた私は、先生が作品に込めた命をとても近くに感じています。先生の命は今もここにあると。だからまだお別れの言葉を言えずにいます。先生の作品の住人として、ひとりの読者として、生み出された物語にこれからも魅了され続けたいです」と早すぎる別れを惜しんだ。

「ガリレオ」シリーズは2007年にフジテレビ系でドラマが放送。「容疑者Xの献身」「真夏の方程式」「沈黙のパレード」が映画化された。

2010年放送のTBSドラマを皮切りに、映画も制作された「新参者」シリーズで主演を務めた俳優・阿部寛は「東野圭吾さんの訃報に接し深い悲しみを感じています。『新参者』に出演できたことは私の俳優人生における大きな転機となりました。東野さんとのご縁に心から感謝しています」と悲しみを吐露した。

俳優の木村拓哉はインスタグラムのストーリーズを通じ、東野さんをしのんだ。木村は映画「マスカレード・ホテル」、「マスカレード・ナイト」に主演。警視庁捜査一課の刑事・新田浩介役を演じた「新田浩介役を託していただき、ありがとうございました。心よりご冥福をお祈り申し上げます」と悼んだ。

東野さんは1958年2月4日、大阪府生まれ。大阪府立大学電気工学科を卒業し、エンジニアとして勤務しながら、1985年「放課後」で第31回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。1999年「秘密」で第52回日本推理作家協会賞、2006年「容疑者Xの献身」で第134回直木賞、第6回本格ミステリ大賞、2012年「ナミヤ雑貨店の奇蹟」で第7回中央公論文芸賞、2013年「夢幻花」で第26回柴田錬三郎賞、2014年「祈りの幕が下りる時」で第48回吉川英治文学賞、2019年に第1回野間出版文化賞、2023年に第71回菊地寛賞、2024年に日本ミステリー文学大賞を受賞。また、2023年には紫綬褒章を受章。2009年から2013年には日本推理作家協会の理事長も務めた。

2023年には著作が100冊に到達し、同時期に国内累計発行部数1億部突破も達成。現在の国内発行部数はおよそ1億900万部。著作は41の国と地域で出版されている。

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