IMP. 影山拓也インタビュー① 初の連続ドラマ出演 興味のあった週刊誌記者役で奮闘!

 

ポーズを決める影山拓也(撮影・大城 有生希)

IMP.の影山拓也がテレビ東京ドラマ「Qros(キュロス)の女」(月曜後11・06)で見せる表情豊かな演技が話題だ。週刊誌の政治班から異動となった新人芸能記者役で、主演の桐谷健太演じる敏腕記者とコンビを組む。仕事に疑問を抱きながら成長していく記者をリアリティーたっぷりに演じている。初の連続ドラマ出演や役作りに大変役立った人間国宝の教えなどを語った。【その①】

――連続ドラマ初出演が決まった時の感想は?

「素直にうれしかったです。昔から映像作品は夢でした。Qrosの女で主演の桐谷健太さんの相棒役の矢口慶太役で出させていただけるというのは、これほど光栄なことはないと思います。とにかくうれしかったですね」

――どんな役をやるかは聞いていたのですか?

「お話をいただいた時点では何も聞いていなかったんです。お話をいただいて、ある程度たった時に台本をいただいて、その時に原作を読んで、自分の役どころを把握しました」

――芸能人の天敵でもある週刊誌の記者をやると聞いた時の心境は?

「僕は興味の方が大きかったですね。果たしてどういうタイミングで、どういう場所で撮っているんだろうというのは気になっていました。監督が実際に元芸能記者の方から直接聞いたらしく、僕もそれを当日教えてもらいました。興味があった分、なんか面白さはありましたね」

インタビューに答える影山拓也(撮影・大城 有生希)

――役作りで取り組まれたことは?

「これといって何かをしたということはないですけれども、とにかく台本を読み込んで矢口がどういう人物なんだろうというのをひたすらイメージしていましたね。矢口は趣味として何かをやっている人物ではなかったのですが、昔サッカー部だったり共通する部分は多かったかもしれませんね。サッカーもそうですし、猫好きというのもあります。あと自分で言うのは恥ずかしいですけれども、抜けている部分があります。ただ一つだけ違うのが矢口君は頭が良いです。政治班にいたので、僕にはそんなの絶対できません。そこだけ違いましたけれども、そういうものをイメージしながら台本をひたすら読みました。自分の中でイメージしながら、3パターンくらい準備して、こういう時はこういうシチュエーションでこういう風になってるかもしれないというのを考えてやらせていただいてますね」

――視聴者の方に注目してもらいたい点は?

「ピンポイントで言うのはちょっと難しいですけども、栗山さん(桐谷健太)と矢口君のでこぼこコンビ感ですかね。合うようで合わないような、なんとも言えない空気感は多分見ていて楽しいと思います」

――作品に出たことでグループに還元できそうなことは?

「まずQrosの女をきっかけにIMP.という存在を広めたいですよね。矢口を演じている人って誰なんだろうと調べてIMP.の影山拓也と出て、グループを知ってもらう。IMP.ってこういうパフォーマンスをするんだとか、IMP.そのものが世に広まるというのをしたいですね」

――演じる上で何か指示は受けましたか?

「とにかく明るくということと、ちょっと抜けている部分があって、そこが出ると栗山さんと良いバランスが取れるかもねとは言われました」

――演出はでこぼこコンビ感を出すようなものが多いのか?

「内容だけ聞いたら、芸能記者、スクープを抜くという堅い印象を受ける視聴者の方もいるかもしれません。でも栗山さんと矢口君の関係性で一気にこのQrosの女という作品が、より楽しく見られるんだろうなという気はしています。いろんな部分で、多面的に見ていただきたいなというのはありますね」

――影山さんが普段出ている舞台作品と映像作品の違いは?

「舞台はリアルじゃないですか。その場の空気感を生で感じられるっていうのは舞台の醍醐味(だいごみ)です。逆に映像作品は経験がそんなにないので感覚でしか話せないですけども、映像作品はやっぱり表情とか、より細かいところまで見ることができるのが醍醐味なのかなというのは感じますね」

――細かいところは表情でこだわった点は?

「矢口君が醸し出すなんか焦っていたり、おどおどしている漢字というものは、所々意識してやりましたね。」

――自身は普段おどおどしたりしますか?

「多分しないと思います。だから新鮮でした」

――初めての連続ドラマの雰囲気は?

「それこそ僕はドラマの撮影現場というのが初めてでした。めちゃくちゃ緊張するなという気持ちでいっぱいだったんですけども、クランクイン初日から桐谷さんが話しかけてくださって、“少しでも思うことがあったら、気遣わずにお互いどんどん意見交換していこうね”と言ってくださいました。本当に現場はいつも温かくて笑顔が絶えない現場でした」

――作品を通してどのように成長してきたいか?

「矢口君自身が芸能班で成長していくのも見どころんの一つだと思うので、僕自身も成長した感じと桐谷さんとの関係性が深まっていく感じが出せたらいいなと思っています」

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