2PM<ライブリポート②>7年ぶり「今何時ですか?」に会場まさかの・・・
今年デビュー15周年を迎えた「2PM」が7、8両日に渡り東京・有明アリーナで「2PM 15th Anniversary Concert <It’s 2PM> in JAPAN」を開催した。各メンバーの軍隊服務期間を経て、6人全員がそろう完全体のコンサートは2016年の東京ドーム公演以来、実に7年ぶりだ。その間もメンバーたちはアーティストしてのソロ活動はもちろん、俳優として躍進するメンバーもおり、話題には事欠かなかったが、Hottest(ファンネーム)たちが待っていたのは2PMというグループの活動だったに違いない。熱いライブリポートその②をお届けする。
近況報告では「韓国でバラエティー番組に出たり、ソロ活動や曲作りをしながら軍隊に行っているメンバーを待ってました。それから今年日本でミニアルバムを発売しました」とウヨン。チャンソンは「写真展をやって、このコンサートの準備、そして11月に大阪と東京でファンミーティングがあるので、その準備を頑張っていました」と予定を公表するとジュンケイもまた「日本でめっちゃお久しぶりに僕のソロコンサートをやります。11月と12月、合計3回です!」と日本活動を報告。テギョンは「たくさんドラマと映画を撮影して、最近はアジアファンミーティングをしています。来週はタイ、あとインドネシアもあります」。そしてニックンは「最近アメリカの映画『The Modelizer』に出ました」とハリウッド進出の話をした。ジュノは「ドラマ『赤い袖先』『キング・ザ・ランド』が終わって『また会える日』という日本のソロツアーも終わり、来週から始まるアジアファンミーティングもあるし、結構忙しく走ります!」という多忙ぶりにジュンケイは「元気でいてください。膝気をつけて。皆さんも気をつけてね(笑い)」と返して笑いを誘った。
「僕たちが離れていてもいつも皆さんのそばにいる、その愛を込めた曲を聴いてください」というテギョンの曲紹介から「離れていても」、ジュノが作詞作曲に参加した「一緒に過ごした時間」、2021年リリースのアルバム「MUST」から爽やかなメロディーラインの「OK or Not」を歌い上げた。この曲も「日本初パフォーマンスだった」とウヨンが明かした。
チャンソンが「僕たちが“野獣アイドル”っていうニックネームをパフォーマンスで感じられるパートです」と紹介すると「僕たちの魅力がたっぷり入った」というジュノに「大盛り!」とチャンソンが返して爆笑。「Again & Again」「Without U」「Heartbeat」の3曲をパフォーマンスした。黄金期と言っても過言ではない名曲の数々には、これぞ2PMという野性味あふれる力強さが感じられた。なかでも「Heartbeat」は、地面に膝をつくテギョンがドクンドクンという音に合わせて手を開閉して心臓の動きを表現したり、サビの“ゾンビダンス”や立体的なフォーメーションなどドラマチックな振り付けが当時大きな話題となった。曲の最後にはテギョンがシャツを開けて心臓をささげるようなしぐさをして暗転するところもかっこいい。このエンディングシーンにはさまざまなパターンがあるのも見どころだ。懐かしさとともに、今もこの曲をステージでパフォーマンスし続けてくれることにありがたさを感じたHottestも多いことだろう。会場のボルテージは再びMAX状態になっていた。ジュノは「2PMの魅力がたっぷり込められたパートでした」と振り返った。
「次の3曲は僕たちの真髄と言えますよね。このパートは最後のパート…なぜなら時間が…今何時ですか?」というテギョンにHottestは正直に「19時!」と返したが「元々は午後2時!とか2PMっていう答えが出るところなんですけど、7年ぶりだからみんな忘れちゃってて僕は悲しいです(笑い)」と少し寂しそうな表情も。
横跳びするダンスがインパクト大の「I hate you」、雨の音から始まり防護盾を使った演出の「Game Over」、Hottestの“2PM!”という大きなかけ声が響いた「Don’t Stop Can’t Stop」と続き、ステージはいったん幕を閉じた。アンコールではTシャツにメンバーカラーのバングルをつけたメンバーが登場し「Forever」を歌唱。曲が終わった後にもテギョンが「もう1回!」とHottestを促して一緒に大合唱していた。
記念撮影をしましょうとメンバーがステージの後ろを振り返って座ると、突然始まったHottestからのメッセージ動画がスクリーンに流れ、明るくなった会場は「15周年おめでとう♡」のスローガンで埋め尽くされた。Hottestたちから鳴り止まない「2PM!」のコールにメンバーたちは涙をこらえていた。
ジュノは「皆さんと一緒に過ごした時間を振り返ってメッセージを読みながら、長い時間僕たちのことを愛してくださった皆さんに、音楽やいろんな活動でその愛に応えられたのかをもう一度考える時間になったと思います。スローガンを持ってイベントをしてくれて本当にありがとうございます」と感謝を伝えた。ニックンは「僕の人生に皆さんがいて本当にうれしいです。ありがとうございます」と笑顔を届けた。さらにそこへ2PMとメンバーの名前入りの豪華なブラックケーキが運ばれ客席とともに記念撮影が行われた。
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