KinKi Kids堂本光一 「Endless SHOCK」国内演劇単独主演記録1位の金字塔樹立!
KinKi Kidsの堂本光一が9日、東京・帝国劇場で主演舞台「Endless SHOCK」の2018回目の公演を行った。森光子さんが「放浪記」で樹立した2017回を更新し、国内演劇の単独主演記録1位の金字塔を打ち立てた。「実感はない」としながらも「皆さんがお祝いしてくれるということはまだまだ期待しているぞということなのかなと捉えて自分を鼓舞していきたい」と語った。
3時間15分の熱演後、特別カーテンコールが行われた。くす玉を割ると「よっ日本一!光一!!」の文字が大量の紙吹雪とともに登場。舞台後方のモニターには「単独主演記録1位(2018回)」の文字が映し出され、さらには合計2018本のバラを使った特製アーチと、花束でも華々しく祝福された。
光一は2000年、帝劇で当時史上最年少となる21歳で主演。殺陣や階段落ち、フライングなどに体当たりで臨んできた。約四半世紀の中で新型コロナウイルス流行により、上演中止を余儀なくされることもあった。感染予防対策を講じたスピンオフを上演するなど、作品のテーマである「Show must go on(何があっても舞台を続けなければならない)」を体現し続けた。
この日はくしくも森さんの誕生日。デビュー当時から親交があり「SHOCK」の昼夜公演がある時には、弁当を差し入れてもらった。作品の大ファンでもあり、08年の上演500回の際には「500と言わず1000回、1900回…、夢を追い続けてください」とエールを送られた。
まさにその言葉通り、夢を追い、そして夢を届け続け、記録を更新した。楽屋には森さんの写真を飾っており、この日も「行ってきます」とあいさつをしてステージに立った。「今も昔も変わらず、偉大な尊敬する大先輩」とし「森さんもこの作品を愛してくださったお一人。偉大な方が作品を自分を支えてくれたのは、感謝を申し上げても、どんな言葉も当てはまりません、ありがたすぎて」と思いを明かした。
光一は今年限りでシリーズに幕を下ろすことを発表。そして11月に帝劇で“フィナーレ”を迎える。「SHOCKとしては今年終止符を打とうと考えていますが、また自分も新しい自分をお届けできればいいなと思ってますし、お客さんや素晴らしい仲間がたくさんいるんだなと実感できて本当に幸せな一日になりました」と笑顔いっぱいで語った。
○…特別カーテンコールには、初演でライバル役を務めた今井翼が駆けつけた。「大記録達成おめでとうございます。僕は未成年の頃に初めて帝国劇場のステージに立たせていただいた。光一君は今でも舞台に立ち続けて、格好いいです」と祝福。壇上でハグを交わした。今年のライバル役を務めるKAT―TUNの上田竜也と俳優の中山優馬、過去にライバル役を務めた屋良朝幸らも祝福した。
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