【ききみみ】JO1 “長男”グループとして示し続けた道のりとは 来年LAPOSTA2025 東京ドーム3日間決定
JO1やINIが所属する芸能事務所LAPONEエンタテインメントがライブイベント「LAPOSTA2025」を来年1月27日から2月2日まで東京ドームシティで開催する。JO1、INI、DXTEEN、女性グループのME:I、IS:SUEの計5組が参加。最後の3日間はLAPONEグループ主催の公演として初めて東京ドームを使用する。
過去最大規模イベントの実施には“長男”として先陣を切ってきたJO1の存在は大きい。19年に結成し、コロナ禍の中、INIらとともにLAPONEの灯を守り続けてきた。22年には紅白歌合戦に初出場を果たすなど常に後輩グループの道を切り開いてきた。今回の東京ドーム公演もJO1のこれまでの活躍があればこそだ。
デビューからもうすぐ5年。リーダーの與那城奨は「最初の頃は本当にもう想像がつかなかった」と振り返る。ここまでの道のりは決して順風満帆だった訳ではない。
彼らの魅力の一つはデビューから努力を重ね、常に結果を出してきたことにある。結成当初は自前のスタジオもなく、外部での練習を積み重ねてきた。人気音楽番組に出られない日々も長く続いた。
何もない日でも全員で集まり、2~3時間のダンス練習するルールを設け、ほぼ毎日顔を突き合わせてきた。忙しい合間を縫って楽曲制作に取り組むなど個人のスキルを磨くことにも時間を費やしてきた。そうした成果は、これまで未経験だったラップなどにも生かされている。表現力の引き出しを増やし、着実に結果を出していくことで自らの居場所を築き上げた。自前の練習スタジオはJO1の努力のたまものでもある。
LAPOSTAは23年からスタート。過去2度は有明アリーナとKアリーナ横浜で公演を行い、今回はついに東京ドームが舞台となる。イベント期間中は東京ドームシティ内の各ホールでJO1とINIのメンバーがプロデュースした企画も実施する。
規模、日数ともに過去最大となるお祭り。與那城が「LAPONEで日本のエンタメ業界をさらにこう盛り上げていきたい。今回は国内外に僕らの名前を知ってもらえるチャンス」と語るように、さらなる活躍を夢見る。今回のテーマは「ADVENTURE OF HEARTS」。JO1はJAM(ファンネーム)の声援とともに新たな冒険を続けていく。(前田 拓磨)
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