KinKi Kids 堂本光一<一問一答①> 羽生結弦さんと対談したいと思ったきっかけは?
KinKi Kidsの堂本光一とプロフィギュアスケーターの羽生結弦さんが初対談した。NHKEテレ「スイッチインタビュー」(金曜後9・30)で10月6日から3週にわたり放送される。異分野で活躍する2人が対談する人気番組で、今回は光一の要望で実現した。演劇界と氷上の孤高の王子の夢の対面。堂本の一問一答①をお届けします。
――羽生結弦さんと対談をしたいと思ったきっかけは?
「今回この(番組の)お話を頂いたときに、誰の話を聞きたいかな?と思ったときに、浮かんだのが羽生さんでした。もちろん自分がやっている仕事と比べてしまうのは失礼にあたるかもしれないけど、スポーツ選手なんだけど、体の表現をすることに点数をつけられていた。プロに転向されて、今はそうじゃない。頂点を極めた人で、自分自身の向き合い方などを、ご本人の口から聞きたかったのが一番です」
――フィギュアスケートに興味があると伺いました。
「フィギュアスケート自体、テレビで放送されていれば見る感じでしたね。全然にわかですけど」
――通じ合うというか、お互いに同じ何かを感じた?
「通じ合うと言ったら凄く失礼に当たるかなと思うし、本当に今話している以上のたくさんのご苦労だとかをしてらっしゃるんだろうなと思います。もしかしたら羽生さんが凄く僕に合わせてくださっているところもあるかもしれない。共感と言ったら凄く失礼かもしれないけど、共感できる部分があるというのが自分の中で矛盾しちゃって、凄く勉強になりますね」
――ご自身と羽生さんの共通点はどのようなところにありますでしょうか。
「ケガも、つらいこともそこを乗り越えられる、乗り越えようとする強さを持ってらっしゃる。その強さを俺が持っているわけじゃなく、そこに共感する。自分もそうでありたいと思っているから、そう感じました」
――何か一つのことを突き詰めた同士じゃないと分からないものがあるのでしょうか。
「こうやって話をしていて、言葉にして聞かないといけないし、テレビだと言わないといけないし、聞かないといけないし、答えないといけない。だけど、もう羽生さんは表現者だから言葉じゃないんですよ。だからそれを言葉にすると、何か誤解を生んで伝わってしまうこともあるし、きっとそれすらも分かっていてお話ししてくださっているんだろうなと。今回お話聞きたいと思ったけど、なんかそれすらもやぼに思えてくるほど、あの人の人生とかそういうものを、スケートで表現している人なんだなと感じます」
――やはり昨日の練習をご覧になって思われたのですか?
「もちろんそれもあるし、話してみてさらに思いました。でも話さなかったらそういう結論にも至ってない。話してみて、さらにこの人は、スケートに人生を表しているんだなとより感じました」
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