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2025年07月11日 04時03分

King&Prince<一問一答(3)>「2人合わさってたらウイークポイントがない」

King&Princeが10日、2人体制で初となるドームツアーの東京ドーム公演を行った。開演前に取材に応じた2人の“ほぼ全文”をお届けします(その(3))。

フォトセッションに臨む永瀬廉(右)と髙橋海人(撮影・小海途良幹)

――昨年からツアーが始まって、5人から2人になって改めてお互いの発見は?

永瀬「本当に海人がMCよくしゃべるようになった。どっちかがしゃべらないといけないのもあるからかもしれないですけど、会話がこんなにできる子なんだって」

髙橋「(笑いながら)え?」

永瀬「海人こんな普通に話せたんだ。それはMCやってて凄い思いますね。5人だと、いろんなキャラクターの子たちがいましたからね。海人ももちろんその中で濃い目だった。2人になって話す機会が多いじゃないですか。そうなると、ちゃんとしゃべってんじゃんみたいな」

髙橋「確かになんか変化球担当だったなみたいなところから、ちゃんとキャッチボールはできるようになったなって」

永瀬「普通の会話ができるようになった。“朝ごはん何食べた?納豆。えーおいしいよね”みたいな、そういうレベル。すごい進歩してる感じがしてうれしい」

髙橋「そんな第1章みたいな会話、今までできてなかった?」

永瀬「できてなかった」

髙橋「うそでしょ(笑い)。それはできてたはずですけど。でも、ステージ上に行くとね、化学反応があったり。毎回ね、楽屋とかではできない話とかもできたりするんで。ステージ上での発見とかもたくさんあるなって思って、楽しんでできるようになりましたかね」

フォトセッションに臨む永瀬廉(右)と髙橋海人(撮影・小海途良幹)

――永瀬さんのことはどうですか?

髙橋「改めて、性格だったりとか、得意とする面が自分とは真反対だなって思うようになりました。自分がちょっと緊張してる時は廉が堂々としてるし、廉がちょっと緊張してるなって時は自分が堂々としてる。そういうタイミングが違ったりとか。すごいプラマイゼロみたいな?」

永瀬「どっちがマイナスなん?どっちかマイナスおるやん、それ(笑い)」

髙橋「確かにちょっと基準間違えた。100だとして…あ、ちょっとむずい。じゃあ、自分がちょっと自信ない時でも堂々としてる廉がいるから、キンプリとしてはフラットでいられる。ずっと変わらない状態でいられる。はい、大丈夫ですか?(笑い)」

永瀬「デコとボコみたいなね」

髙橋「そう、デコとボコって感じですかね。だから、2人合わさってたらウイークポイントがないっていうのも、今のキンプリのいいところなのかなって思って過ごしてます」

フォトセッションに臨む永瀬廉(右)と髙橋海人(撮影・小海途良幹)

――新曲(「What We Got ～奇跡はきみと～」)のタイトルにかけて、2人の中で最近、奇跡だなって思うことは?もしくは奇跡じゃなくて“俺らやったるで”って思うことは?

髙橋「奇跡ってあんまり起きないもんですよね。何かあるかな…」

永瀬「最近、自分で髪の毛を切ってるんです、前髪とか。伸びるの早いから」

髙橋「そうなの?」

永瀬「そう。美容室行く時間がないから前髪自分で切ってるんだけど、結構上手に切れる。自分がこういう風に前髪切りたいなって思って、普通にガムテープとか切るゴツめのはさみでいつも切ってるんです」

髙橋「作業用ばさみ?」

永瀬「作業用ばさみで」

髙橋「本当に?」

永瀬「だってカット用のはさみ持ってないもん」

髙橋「廉の髪の毛、作業用ばさみでできてるの?」

永瀬「ここのラインとか全部作業用ばさみ。結構こういう形になればいいなと思いながら切ると、その形になりますね」

――失敗は?

永瀬「本当になくて。若干、耳の先っぽにかけてちょっと上げていきたいなと思ってたら、ちょうどイメージ通りの上がり方してるし。そこらへんはなんて言うんだろうな…僕が起こした奇跡だと思います」

パフォーマンスをする永瀬廉(左)と髙橋海人(撮影・小海途良幹)

――奇跡の前髪ですね。髙橋さんは?

髙橋「毎日が奇跡だと思ってるんで、これといった奇跡はなくて。だから、本当に“やってやんよ”で言うと今日ですね。このドームのライブを目がけて、2人体制になってからずっと廉と一緒に頑張ってきたところもある。お互いの活動、ドラマに出させてもらったり、映画に出させてもらったり、それぞれの仕事も全部、グループにつながると思ってやってきての今日。それぞれでもこの期間でちょっとずつ大きくなれたなと思うんですけど。2人になったらパワーがすごいことになってるなっていうのをみなさんに見せたいなって思ってます。やってやんよ、はい」