ENHYPEN<詳細ライブリポート①> 「One and Only」でピカチュウとコラボ!東京ドームのENGENE魅了

初の東京ドーム公演を行ったENHYPEN(P)&(C)BELIFT LAB Inc.
7人組ボーイズグループ「ENHYPEN」が14日、東京ドームで「ENHYPEN WORLD TOUR ʻFATEʼ IN JAPAN」の千秋楽を迎えた。大阪公演と合わせた全4公演で約14万人を動員。トピクルではこの模様を3回に分けてリポートします。
スクリーンに映し出された城から出てきたように棺桶型のステージに立つメンバーたちは、さながらダークサイドから俗世へ現れた高貴なヴァンパイアの王子のようだった。カーニバルがテーマの「DrunkーDazed[Japanese Ver.]」でオープニングを飾ると、長いダンスブレイクのイントロを含む「Blockbuster(ENHYPEN ver)」と華やかな楽曲で冒頭から圧倒した。
JUNGWONは「ツアータイトル『FATE』のようにENHYPENとENGENEの出会いは運命だと強く感じてもらえる時間になると信じています」と意気込みを述べた。次の楽曲へと進めようとするも、隣でジャケットのジッパーが上げられないと苦戦するHEESEUNGの衣装を整えるJAKEの姿が微笑ましかった。

初の東京ドーム公演を行ったENHYPEN(P)&(C)BELIFT LAB Inc.
「Let Me In(20 CUBE)[Japanese Ver.]」「Flicker」と軽いテンポの曲に続き「FEVER」では、熱を確認するようなダンスで情熱的な愛を表現した。次のセクションでは雰囲気が変わり「Future Perfect(Pass the MIC)[Japanese Ver.]」「BlessedーCursed[Japanese Ver.]」とパワフルな曲に大きな歓声が響き会場のボルテージが上がっていく。カジュアルな黒の衣装にチェンジすると、「Attention,please!」「ParadoXXX Invasion」「Tamed-Dashed[Japanese Ver.]」とさらに盛り上がる曲を続けた。
MCの時間には座席階ごとにチーム分けした歓声対決をしたり、ENGENE棒(ペンライト)でウェーブを作り客席とのコミュニケーションを楽しむと、ユニットステージに突入。JAY、JAKE、SUNGHOON、SUNOOの4人による「TFW(That Feeling When)(Acostic short ver)」では、アコースティックギターを弾くJAYを始め、花園のような牧歌的なステージで歌うメンバーたちはどこか夢の世界を見ているようだった。続いてJUNGWON、HEESEUNG、NIーKIの「Just A Little Bit(Acoustic short ver)」ではHEESEUNGがピアノを演奏。ENGENEたちがスマホのライトをつけ、幻想的な光と優しい歌声に会場は満たされていた。

「One and Only」ではピカチュウとコラボ(P)&(C)BELIFT LAB Inc.
「10 Months」ではボンネットバス型の移動車に乗りセンターステージへ移動。バスの行き先表示にはENHYPENのデビュー日である「1130」の数字があった。「Make The Change」「Polaroid Love」など楽しい曲の後にNIーKIが「今日は素敵なゲストが来ています」と紹介すると、左右のステージ脇から8体のピカチュウがよちよちと歩きだし、ポケモンの音楽プロジェクト「Pokémon Music Collective」の新曲「One and Only」を盛り上げた。ピカチュウに抱きついたり撫でたりと遊んでいるメンバーたちは、ステージを降りる際にもピカチュウをしっかり引率して一緒にトコトコ歩く姿がかわいらしく、ENGENEたちの黄色い歓声が上がる。「SHOUT OUT」ではENGENEが大合唱し、ダンスナンバー「Go Big or Go Home」でも会場中のテンションが上がっていた。
SUNOOが「アコースティックに編曲されて、JAYさんのギターソロが最高でした」とユニットステージの話を振ると、JAYは「アコースティックギターの演奏をお見せするのは今回初めてでしたが、披露できてよかったです」と満足げ。一方、ピアノを演奏したHEESEUNGは「僕も一生懸命準備して演奏しましたが、何より良かったのはENGENEの皆さんの声でした」と述べた。
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