A.C.E日本初ツアー、大人っぽさで新たな一面感じさせた全編英語の「Effortless」
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日本初のライブツアーの東京公演を行ったA.C.E© J-ROCK CO.,LTD
韓国のボーイズグループA.C.E(エイス)が4月28日、東京・台場のZepp DiverCityで日本初のライブツアー「2024 A.C.E JAPAN 1st LIVE TOUR ~僕らの春~」を開催した。東名阪を巡るツアーで、東京公演は昼夜2回行われた。
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日本初のライブツアーの東京公演を行ったA.C.E© J-ROCK CO.,LTD
さわやかなデニムの衣装で登場したメンバーたちは、オープニングにふさわしい勢いとともに「Changer」を披露し、CHOICE(ファンの総称)の目をくぎ付けにした。2曲目は、ファンへの愛を伝えるかのような温かい日本語曲「Dear my U」を熱唱。A.C.Eといえば完成度の高いダンスパフォーマンスはもちろん、メンバー全員の高い歌唱力が魅力。この曲でもお互いにアイコンタクトをとりながら、美しいハーモニーを響かせた。
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日本初のライブツアーの東京公演を行ったA.C.E© J-ROCK CO.,LTD
パク・ジュンヒは「皆さんの歓声がステージを作りますからね!」と呼びかけると、人気曲「My Girl」へ。スイートなシティーポップ風のサウンドが心地良い。続く「All I Want Is You」はソウルフルなボーカルの掛け合いが美しいバラード。特にイ・ドンフンのエモーショナルな歌声が耳を癒してくれた。
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日本初のライブツアーの東京公演を行ったA.C.E© J-ROCK CO.,LTD
「皆さん一緒に歌ってくださいね」というパク・ジュンヒの声から「들린다면 (IF YOU HEARD)」では、コーラス部分をCHOICEとともに合唱して温かなムードに。黒の衣装にチェンジして「도깨비(Favorite Boys)」、「황홀경(恍惚境)」を披露すると、2曲のうち、どちらが好きか歓声で決を取ることに。結果は「황홀경(恍惚境)」に軍配が上がり、パク・ジュンヒは「名古屋、大阪、東京まで3カ所同じだったね(笑い)」と振り返った。キム・ビョングァンが「皆さんが好きなウエーブパートがあるからね」と言えば、ワウはセクシーなウエーブを見せて会場を沸かせた。
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日本初のライブツアーの東京公演を行ったA.C.E© J-ROCK CO.,LTD
全編英語の「Effortless」は、繰り返すビートが心地良いダンスナンバー。大人っぽさにA.C.Eの新たな一面を感じさせる。「Slow Dive」では、カン・ユチャンとパク・ジュンヒの高音パートや、センターで踊るキム・ビョングァンのセクシーなダンスに目を奪われた。カン・ユチャンは「昔よりもエネルギーが凄いですね。2019年の『KCON』に来た人いますか?」と客席に尋ねると、多くのCHOICEたちが手を挙げた。パク・ジュンヒは、「『UNDER COVER』を初披露したステージだったんですけど、ドンフンさんが最後ふらついちゃってね(笑い)」と当時を振り返った。
大きな掛け声とともに始まった「UNDER COVER」は、A.C.Eの神髄が感じられるパフォーマンスが見ものだ。ロックナンバーに合わせたパワフルなボーカルとダンスをたん能できる。「삐딱선 (SAVAGE)」では、曲に入る前にポーズを取っただけで歓声が上がるほどの人気ぶり。さらにヒートアップするダンスの激しさと相まって、観客側の応援にも気合が入っていく。ガンガンに攻めてくるパフォーマンスだが、細かなニュアンスもきちんと表現し、曲の世界観を作り上げていた。パク・ジュンヒは「『UNDER COVER』と『삐딱선 (SAVAGE)』の掛け声が今までで一番でした!」と絶賛した。
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日本初のライブツアーの東京公演を行ったA.C.E© J-ROCK CO.,LTD
ドラマ「愛の不時着」のサントラ、ペク・イェリン「Here I am Again」を抜群のハーモニーで聴かせ、ONE OK ROCKの「Wherever you are」を伸びやかな歌声で熱唱するカバータイムに、CHOICEたちは聴き入っていた。アンコールでは、楽しそうにメンバー同士で、わちゃわちゃしながら「Facetime」、「Story」、日本語曲の「My Lover」をファンサービスしながら歌うと、CHOICEと一緒に「편지를 써 (Stand by you)」を合唱して一体感を高めた。エンディングらしい「TAKE ME HIGHER」で盛り上がると、カン・ユチャンは「皆さんに一番伝えたいことです。皆さんは僕たちのエンジェル」と、メンバー5人の歌声がしみる美メロの「Angel」でコンサートの幕を閉じた。
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日本初のライブツアーの東京公演を行ったA.C.E© J-ROCK CO.,LTD
イ・ドンフンは「『UNDER COVER』を『KCON』の時に見てくれた人がいて驚きました。空白期間が長かったのですが、僕たちを見に来てくれて応援してくださることが本当にうれしいです。一生懸命にやって皆さんのいい思い出になるよう努めます」と述べると、キム・ビョングァンは「こんなにたくさんの人が来てくれて驚きました。空白期間が長かったぶん華やかに活躍して、CHOICEの皆さんに愛してもらえるようにベストを尽くしたいと思います。愛してるよ!」と、深いお辞儀。
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日本初のライブツアーの東京公演を行ったA.C.E© J-ROCK CO.,LTD
カン・ユチャンは「日本で公演をしたのは5年前だけど、僕たちを忘れないで今日この場所に来てくれてありがたいと思っています。僕たちもいつまでもCHOICEのそばにいます。これからもよろしくお願いします」と誓った。パク・ジュンヒは「韓国のグループなのに、海外でも愛してくださるなんて夢のようです。僕たちにできるのは、いい音楽とステージを届けることしかないと思っています。皆さんのおかげで今日が特別に感じられました。愛してるよー」と伝えた。
ワウは「最近特に意味もなく、いつも笑ってるんです。それは目の前にいるCHOICEの皆さんのおかげだったんだと思いました。幸せな瞬間を思い出すのは、今この瞬間だと思います」と温かい言葉を送った。パク・ジュンヒは最後にマイクを通さずに地声で「ありがとうございます!CHOICEの皆さん!A.C.Eでした!」と全員でお辞儀をした。
A.C.Eは、17年に「선인장 (CACTUS)」でデビューした、パク・ジュンヒ、イ・ドンフン、ワウ、キム・ビョングァン、カン・ユチャンの5人組グループ。グループ名は、Adventure Calling Emotions(冒険を引き起こす感情)の頭文字からきている。デビュー前に行っていた韓国・弘大での路上パフォーマンスや、ショートパンツの衣装が話題となったほか、サバイバル番組「MIXNINE」や「THE UNIT」への出演でも注目を集めた。21年以降立て続けにメンバーが入隊のため活動休止していたが、今年2月にミニアルバム「My Girl:”My Choice”」でカムバックした。
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