森田剛 主演作「劇場版 アナウンサーたちの戦争」で自らの限界に挑戦!「今の俺ならできる」
元V6で俳優の森田剛が16日公開の主演作「劇場版 アナウンサーたちの戦争」(監督一木正恵)で自らの限界に挑んだ。太平洋戦争開戦の第一報と、玉音放送後の解説に関わったアナウンサー和田信賢を演じる重圧は「経験を重ねた今なら、闇を強さに変えられる。今の俺ならできる」と自らを鼓舞して臨んだという。
昨夏、NHKで放送されたドラマを映画化。和田は「虫眼鏡で調べて望遠鏡でしゃべる」という信念を持ち、徹底的に取材したことを自分の言葉で伝えた人物。しかし武器を持たない“電波戦士”として、国民を扇動する言葉を求められ「信用のない言葉ほど、みじめなものはない」と失望する。
力強い言葉を口にする和田が唯一、心根を明かせたのが、妻の実枝子(橋本愛)。森田は「酔って帰って、玄関先で膝枕をしてもらう場面は、元々台本になかったけど監督の一声で決まりました。夫婦の絆が見えますよね」と支え合える人がいることの尊さを語った。
1943年10月21日。東京・明治神宮外苑競技場で行われた学徒壮行会の撮影は、土砂降りの雨の中で行われた。特攻隊員として激戦地に向かう学生を前に、和田はマイクに向かうことができない。雨で冷たくなる心身より「信賢の声が届かない現実が切なくて。心がズタズタになりました」と森田。国民に戦意高揚を促した言葉が死につながる“兵器”となったことに絶望し、絶叫。言葉がもろ刃の剣になる現実に、言葉をなくした和田を全身で表現した。
終戦から79年の今夏。小学生の時に祖父から聞いた戦争体験を思い出し、平和への思いを強くする。「戦争は日常を一変させてしまうもの。映画が言葉や命の重さについて考えるきっかけになれば」と願っている。
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