風間俊介「ダメさ加減を褒められるのはそうそうない体験」 監督の“想像の上をいくダメな感じ”評価に笑顔

フォトセッションで笑顔の(左から)足立紳監督、風間俊介、MEGUMI(撮影・小渕 日向子)

俳優の風間俊介が14日、都内で行われた「劇場版 それでも俺は、妻としたい」(5月30日公開)の完成披露舞台あいさつに出席した。

同名小説が原作の同作。セックスレス夫婦が繰り広げる、究極の夫婦愛を描く。1月にはドラマが放送され、リアルを表現する風間とMEGUMIの掛け合いは、SNSを中心に注目を集めた。

風間は、売れない脚本家で収入も、浮気するような勇気も、風俗に行くような金もないが、性欲を処理するため妻・チカ(MEGUMI)とセックスを「したい」夫・柳田豪太を演じた。

劇中で暴言や赤裸々なセリフが飛び交う作品に「ドキドキのスタートだった」という。放送が始まると、作品は人気となり、今回ついに映画化。「皆さまが作品だけじゃなくて、キャラクターたちの家族になってくれたからだと、ヒシヒシと感じています」と感謝した。

登壇した風間俊介(撮影・小渕 日向子)

「風間さんの豪太が僕の想像の上をいく、ダメな感じ。見たことがないダメな感じになっている」風間の演技力を褒める、足立紳監督の目をじっと見つめていた風間。「ダメさ加減を褒められるのは、役者というか…そうそうない体験。本当にうれしく思いました」と笑顔で評価の言葉を受け止めた。

最後に観客に向け、「家族の良いところも悪いところもさらけ出して、対峙(たいじ)している姿を見守っていただいて。よろしかったら、皆さんも“柳田家”の家族になっていただけたらな」と呼びかけた。

この記事のフォト(2枚)

  • フォトセッションで笑顔の(左から)足立紳監督、風間俊介、MEGUMI(撮影・小渕 日向子)
  • 登壇した風間俊介(撮影・小渕 日向子)

関連記事

お気に入り記事一覧

お気に入りがありません。

プレゼント