香取慎吾 ソロ活動を始めて直面した“課題や葛藤”は?「ずっと前を向いてずっと見る」

香取慎吾
香取慎吾が29日放送のNHK「SONGS」(木曜後10・00)に出演し、ソロ活動を始めて直面した課題や葛藤を語った。
SMAP解散後、2020年にソロ歌手としてデビュー。さいたまスーパーアリーナで初のソロコンサートを予定していたが、新型コロナウイルスの影響で中止となり、翌21年に東京・明治座で初のソロステージに立った。
「改めて“グループから1人でもステージに立つぞ”って思っていたら、明治座で1カ月近くやる。しかも1日2回公演とか。そのつもりはなかった」と本音を吐露。「コロナがそうさせて、僕を助けてくれた明治座だった。今思えばここがなかったら今がないと思う」と明治座に感謝した。
番組では明治座のロケを実施。香取は階段を上りながら「膝を壊しまして、当時。この階段を支えてもらいながら一段ずつ歩かないと上がれないくらい」と振り返った。「過信していたのかな。もっとできると思っていたらできなくて、やっぱり1人は5人とは違って、ずっと(観客は)僕を見るんですよ。ずっと歌うし、ずっと踊るし、ずっとセンター。いざ始まってみたら、身体もボロボロだし、歌も歌えなくて。喉潰れちゃうみたいな。もっとできるはずなのにって。それも含めて悔しかった」とソロになって直面した課題を語った。
スタジオでMCの大泉洋に「5人でやるのとは違った?」と聞かれると、「全然違う」と頷いた。「(グループ時代は)歌うパートも1行ずつ変わってサビみんなみたいな。自分のソロじゃない時は後ろ向いたりするじゃないですか。あれがないんですよ。ずっと前を向いてずっと見る。なんでこんな見るんだろうって」と違いを語り、「その後身体のこと気にしたりとかボイストレーニングとか。グループの頃はほとんどしてないですから。でもしないとやっていけないんだなって」と明かした。
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