「鉄腕DASH」降板意向の松岡昌宏、異例の声明「番組に関係する皆様の安全と権利に十分にご配慮いただきながら」
元TOKIOの松岡昌宏が13日、約30年間出演してきた日本テレビの看板番組「ザ!鉄腕!DASH!!」を降板する意向であることを発表した。自身の新会社「株式会社MMsun」の公式サイトで自ら明かしたものだが、番組を放送する日テレ側に先駆けて自ら降板の意向を公表するという、異例の展開。松岡と局との間の「溝」も感じさせた。

松岡昌宏(MMsun公式サイトより)
さらに声明文で注目されているのは、文末の一節。松岡は番組の未来を願いつつ、日本テレビに対し「番組に関係する皆様の安全と権利に十分にご配慮いただきながら」、番組を作り続けてほしいと切実な言葉を添えた。
松岡は以前、一部週刊誌の取材に、番組のために尽力してきた歴史を振り返り「ケガもありましたし、病院にも何度も運ばれています」と、身を削って番組を支えてきた事実を明かしていた。番組が演者の献身的な努力と肉体的なリスクの上に成り立ってきたことを誰よりも理解しているからこそ、自分が去った後の現場で、後輩やスタッフの「安全」が疎かになることを何より危惧したのだろう。

城島ファーム
さらに踏み込んでいるのが「権利」という言葉。これは、日テレ側の不透明な対応に対する、松岡なりの最後の抵抗とも取れる。松岡は、国分太一の番組降板などを巡る日テレ側の説明不足に対し、強い不信感を抱いていた。昨年6月に福田博之社長が国分の降板を発表して以降、松岡と城島茂に対しては直接の説明が一切なかったという。
松岡はこの事態を「我々の意思は日本テレビさん側には関係ないのか」「何も説明しない、というやり方そのものがコンプライアンス違反にはならないのか」と、極めて強い言葉で批判していた。日テレの福田社長と直接会談したことも明かしているが、局側に先立って降板の意向を明らかにしたという事実は、松岡が抱く「説明なき決定」への抗議の意思表示とも感じられる。
テレビ局関係者は、松岡が以前から「コンプラ違反」という言葉を使って局を批判していたことについて「よほどの決意がないとできない。降りる覚悟がある証拠だった」と指摘する。
DASHを「育てていただいた場所」と感謝しつつも、組織としてのあり方に疑問を投げかけ、自ら幕を引いた松岡。日本テレビという巨大組織に対し「安全と権利」という重すぎる宿題を突きつけた形だ。(トピクル取材班)
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