東山紀之が沢口靖子と32年ぶり共演 「刑事7人」×「科捜研の女」コラボ
俳優の東山紀之が女優の沢口靖子と32年ぶりに共演する。あす9日に最終回を迎える東山主演のテレビ朝日ドラマ「刑事7人」(水曜後9・00)に、16日から同枠でスタートする「科捜研の女」で主演を務める沢口がゲスト出演。同局で人気シリーズの主演を務める〝旧友〟との共演に東山は「年月を経て作品で〝出会う瞬間〟をいただき感慨深い」としみじみと語った。
沢口は1984年に東宝シンデレラオーディションでグランプリを受賞し、同年にドラマ「刑事物語3 潮騒の詩」でデビュー。東山は85年に少年隊として「仮面舞踏会」でレコードデビュー。ともに芸能界の第一線で活躍してきた。
だが意外にもこれまでの共演は90年のTBS「源義経」、翌91年の同局「橋田壽賀子スペシャルドラマ 源氏物語」の2回のみだった。ほぼ同期の2人が32年ぶりの共演を果たす「刑事7人」の最終回。主人公・天樹悠と沢口演じる「科捜研の女」の主人公・榊マリコの夢の対面が実現した。どのような場面なのかにも注目が集まりそうだ。
このほど行われた撮影では、現場入りしてすぐに沢口が「榊マリコ、京都府警より参りました!」とあいさつ。現場は大きな笑いに包まれ、東山も「『刑事7人』は男ばかりでむさ苦しいので(笑い)、とても新鮮です」と大歓迎した。沢口は「東山さんは当時と全く変わらず、本当にダンディー!ブレない姿勢をお持ち」と印象を語った。
16日スタートの「科捜研の女」はシリーズ25年目で、現行の連ドラでは最多シリーズ記録となる。東山は「取り上げる事件やゲストが変わるので毎回、新しい作品に挑んでいるといっても過言ではない。今日まで主演を続けているのは、本当に凄いこと」と称賛。沢口は「今回のコラボ出演シーンで、天樹さんがマリコに〝あるモノ〟を渡してくださる。まさにバトンを受け取ったような気持ちになりました。こちらからもバトンをお返しできるようないい作品を作り続けていきたい」と意気込んだ。
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