嵐の大晦日紅白「本格的交渉はこれからだが、最重要候補として出演を依頼することになる」 NHK局関係者が明かす

NHKは17日、東京・渋谷の同局で定例会見を行い、大みそかの「第76回NHK紅白歌合戦」を今年もNHKホールで有観客で開催すると発表した。山名啓雄メディア総局長は「一年を締めくくるにふさわしい紅白にしたい」と意気込んだ。

出場歌手や企画の選考が進められている中、制作陣が今年の目玉として白羽の矢を立てているのが今年5月に活動再開を発表した「嵐」だ。ある局関係者は「本格的な交渉はこれからだが、最重要候補として出演を依頼することになる」と明かす。

嵐が紅白に出場したのは、活動休止前ラストのテレビ出演となった2020年が最後。それまで12年連続で出場してきたが、休止後はメンバーが個々に活動している。もし出場が実現すれば、メンバー5人がそろって歌唱するのは活動休止後初めてとなりそうだ。

今年は放送100年の節目で、NHKも特別な紅白と位置づけている。山名総局長は会見で嵐の出場について問われると「私が答える立場ではない」と話したが、局員は「今年の紅白は放送界に貢献した方を多く呼ぶことになる予定で、その中でも嵐は外せない。局内での期待は大きい」と本音を漏らした。ファンの期待も高まる中、大みそかのステージに5人の姿はあるのか。今後の動向に大きな注目が集まる。

なお番組は午後7時20分から同11時45分まで放送。観覧募集は10月2日から開始される。

<関連キーワードで検索>

この記事のフォト(1枚)

  • 嵐

関連記事

お気に入り記事一覧

お気に入りがありません。

プレゼント