NEWS加藤シゲアキ ファン待望3年ぶりの長編小説「なれのはて」発売記念会見
NEWSの加藤シゲアキが24日、都内で3年ぶりの長編小説「なれのはて」(講談社)の発売記念会見を行った。ファン待望の最新作は「小説現代10月号」で全編が掲載された。

3年ぶりの長編小説「なれのはて」の発売記念会見を行った加藤シゲアキ
現在NEWSとしては全国ツアー中のまっただ中。「ツアー中なんですけど、うちわではなく小説現代を振っている人が何人かいたので凄い光景だなと思いました。発売前重版という(文字を書いた)うちわもありまして、凄く喜んでくれているんだなと思いました」と作家兼アイドルならではのエピソードを明かした。メンバーの小山慶一郎からは「読ませろ」と言われているというが「買えって言っています」と明かす。「一番身近な人に買ってほしい。〝10冊買って家族に配って〟と言ってます」と明かし、報道陣の笑いを誘った。あす25日に発売。

笑顔の加藤シゲアキ
東京、新潟とともに舞台となるのが、加藤の母の地元・秋田。78年前の終戦前夜に同地で起きた日本最後の空襲と言われる土崎空襲を起点に、一枚の不思議な絵の謎を通して人間の業に向き合いながら力強く生きようとする人々を描く。構想から約3年をかけて完成した、原稿用紙740枚超えの大作。「資料を読み込む内に史実をもとにして書くのは初めてでしたし、果たして事実として被害者のいることを物語にして良いのかという葛藤はありました。一方で書くことで伝わる物もあると。なるべく史実を元に、また遺族や被害者の傷をえぐらないように配慮しながら書くという所に苦労しました」と明かした。

記者の質問に答える加藤シゲアキ
今作の執筆をきっかけに、今年90歳となる祖母の戦争の体験を初めて聞いたといい「とても近い家族でありながら、知らないことがたくさんあった。祖母とそういう話ができたということでも個人的にはこの作品を書いた意味があったと思います」。原稿用紙740枚超の大作だが、祖母は3日で読みきったといい「面白かったと感想をもらった。一番うれしかった」と微笑んだ。加藤は2012年に作家デビュー。20年に刊行した長編小説「オルタネート」は高校生限定のマッチングアプリを題材にした青春群像劇で第164回直木賞にノミネートされた。今作でも直木賞を狙いたいか聞かれると「とんでもない質問をしますね」と笑った後に「考えないようにしています」と答える。一方で「あらゆる先生の選評に勇気づけられてこの作品に至ったのは間違いないので感謝している」と語り、今作について「書店に並んでも恥じぬ作品にはなった」と自信を示した。
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