WEST. 桐山照史 「人生史上一番のミュージカルができた」福田雄一氏手がける人気ミュージカルで主演に抜擢

WEST.の桐山照史が10日、東京国際フォーラムで主演ミュージカル「グラウンドホッグ・デー」の取材会に出席した。人気ミュージカルの日本初演で「桐山照史の人生史上一番のミュージカルができた」と手応えを語った。

手を振る桐山照史

1993年の米映画「恋はデジャ・ブ」が原作で、気難しい気象予報士が同じ一日を繰り返してしまうタイムループを逆手に取って、人生を謳歌(おうか)していく人気コメディーミュージカルの日本初演。演出は「今日から俺は!!」などの福田雄一氏が手掛ける。

桐山は福田氏と初タッグ。ずっと一緒に作品をつくりたいと熱望していた中で、福田からオファーがあったという。「福田さんの方から桐山くんって名前を挙げてくださったんですけど、接点がないからずっと嘘だ、誰か先輩が降りた役が僕に回ってきたと(思っていた)。福田さんが僕の名前をあげるなんておかしいじゃないですか!」と信じられなかったと話した。すると即座に福田氏は「僕ファン歴長いんですよ!」と主張。2013年に放送されたNHK-BSドラマ「真夜中のパン屋さん」での演技を見て「このドラマで初めて見た時からこの子は絶対に面白い子だと思った」と桐山との“出会い”を明かした。

ミュージカル「グラウンドホッグ・デー」取材会に出席した(左から)福田雄一氏、豊原江理佳、咲妃みゆ、桐山照史、戸塚純貴、川久保拓司(撮影・糸賀日向子)

桐山は傲慢(ごうまん)で中心的な性格から、タイムリープを通して内面に変化が生まれていくという役どころ。福田氏は「この役はすごく難しい。最初すごい嫌なやつなのが、どんどんいいやつに変わっていく。その間もボケたりツッコんだりしないといけないわけですよ。そんな難しい役を誰ができるんだろうと思っていた」と語った。プロデューサーからさまざまな役者の名前が出てきた中で、「桐山くんはどうですか?」と言われた瞬間に「それです!それ来た!って言いました」と大興奮だった当時の様子を身ぶり手ぶりを交えて話した。

笑顔を見せる桐山照史(中央)

稽古場で日々アドリブ合戦となるなど、福田組ならではのユーモアあふれる作品。桐山は「本当に誰が来ても楽しんでもらえるミュージカルになっている」と自信を見せた。東京公演はきょう11日から22日に同所で。

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