なにわ男子<一問一答>「ドームに向けても5周年に向けても冒険するのは正解」「皆さんに幸せになってもらえるようお届けできたら」

パフォーマンスを披露するなにわ男子(撮影・藤山 由理)

なにわ男子が28日、横浜アリーナ公演を行った。グループにとって特別な728(なにわ)の日にこの場に立つのは、サプライズでデビューを知らされた21年以来4年ぶり。特別な空間で来年1月に2大ドーム公演を行う大ニュースを届けた。

メンバーの一問一答は以下の通り。

――全国ツアー始まっての手応えは?

西畑大吾「めちゃくちゃありますよ」

大西流星「最高です」

――横浜なんと7日間。そして今日は…?

一同「なにわの日!」

藤原丈一郎「うれしいよね、なにわの日をこうやってファンの皆さんと一緒に共有できるっていうのは。僕らもやっぱ、この日はいろいろな記念日ありますけど、なにわの日っていうのは個人的にもやっぱ僕たちこの7月28(日)、なにわで凄く楽しい1日にしたいなと思っている」

フォトセッションでポーズをとるなにわ男子の(左から)大橋和也、高橋恭平、大西流星、西畑大吾、道枝駿佑、長尾謙杜、藤原丈一郎(撮影・藤山 由理)

――今回の見どころは?

西畑「念願だったフライングができたのは、凄く大きかったですね。もう毎年、コンサートツアーの打ち合わせのたびに、フライングできませんかっていう話をずっとしてたんですけど、できなかったんですよ。今回やっとできるようになって、冒険がコンセプトになっていますので合ってるし、凄く今やるからこそいいんじゃないかっていうので、フライングしています」

――4種類あるんですよね。

道枝駿佑「特にサークルフライングは、事務所の先輩方が今までやられてきた伝統を、僕たちも受け継いでやらせていただく。凄くそれは僕たちとしても憧れであったので、それで今回、実現することができてうれしいです」

――実際飛んでみていかがですか?

藤原「みんな笑顔ですよ」

大西「気持ちいいですよ」。

大橋和也「めちゃくちゃ笑顔」

大西「1人除く」

西畑「凄い涼しいんですよ」

大西「どう?恭平」

高橋恭平「できることなら僕はやりたくなかった。皆さんは凄いフライングしたいって意思共通してたんですけど、僕だけやりたい?って聞かされてなかった」

西畑「基本的に打ち合わせのときに一言もしゃべらないんですよ」

高橋「気付いたときには飛んでました」

藤原「高所恐怖症なんで。でも、そこは頑張りながら。最初〝何も怖くない〟って歌詞で言ってるんですけど、顔がっちがち」

西畑「(飛んでいるとき)ワイヤー持ってるしな」

大西「でも、初めずっとワイヤーとか持ってたんですけど、だんだんこう片手から成長が見え始めてます」

――克服できた?

高橋「あと数回やれば」

大橋「毎公演言っている」

パフォーマンスを披露するなにわ男子(撮影・藤山 由理)

――衣装は長尾さんが担当されていますが。

長尾謙杜「今年も(担当)させていただいてます。今着てる衣装ももちろんそうですけど、バックについてくれてるダンサーの方々も全部プロデュースさせていただきました」

――こだわりは?

長尾「そうですね、最初衣装の打ち合わせからこういうシーンをつくりたいだったりとか、そういうのも演出に組み込んでもらってつくってきたので、自分が納得できる衣装が出来上がったんじゃないかなと思います」

――メンバーの衣装を決めるときのこだわりは?

長尾「ありますね。やっぱりもう(衣装を)作り続けてもう何年たつんでしょう、5、6年たつので、ある程度このメンバーにはこの服が似合うだろうなっていうのも思いつくようになりましたし、どんどん新しいのを作っていくのも楽しくなってきて、やりがいを感じてますね」

――実際、服の着心地はいかがですか?

大橋「めちゃくちゃ着心地は良いんですよね。いつも涼しくしてくれるんですよ。分厚い衣装でも、どうやったら動きやすいかとか、そういうことも全部考えてくれる」

長尾「一応、空気がどういうふうに流れるかは考えます」

大橋「背中だけ網目状になっていたりだとか、涼しい衣装もあります」

――今回のテーマはあるんですか?

長尾「今着ている衣装はヴィラン(敵キャラクター)を意識していて、物語の悪役をテーマにしています。僕たちのライブではこれまで、アイドルっぽい、キラキラした衣装でオープニングをすることが多かったのですが、今回のライブは初めて格好いい曲で登場しているので、それをどう格好よく見せるかを研究しました。考えた結果、ヴィランという物語の悪役で出てこようということで作ってみました」

パフォーマンスを披露するなにわ男子(撮影・藤山 由理)

――今回、なにわっぽい要素はどこかに入っていますか?

西畑「車に乗って登場するんですけれども、結構容赦なく揺らしているんです。そのわちゃわちゃした感じもなにわ男子っぽいかなと思っていただけると思うし、ほんまに毎回壊れないか怖いです。そこそこの費用が掛かっているんですよ。壊さないかが心配」

――皆さん費用とかも気にするんですね。

西畑「気にしますよ。なにわ男子ですから」

大橋「関西人だから」

――サークルフライングの時はメンバー同士で見つめ合ったりする。その時はどのような心境ですか。

道枝「たまに目が合うと、大吾君と大橋君が眉毛をクッと上げてくる」

大西「アイコンタクト」

大橋「しちゃうねんな。みんな飛び方も違うんですよ。大ちゃんとかはスーパーマンっぽく飛んでいるんですけど、僕は違う風に飛んでいたりとか、みんなそれぞれ違うから、僕は見て楽しんでますね」

――飛び方にテーマはありますか?

大橋「僕は王子様。すみませんね。本当に(笑い)。王子様だと思ってやっています」

高橋「僕は高所恐怖症で。安全第一で飛んでいます」

大西「僕は空飛ぶ新幹線。風を切っています」

西畑「みんな、そんなテーマあったん?(僕は)地面と平行に飛びたいですね。風を凄く受けるので、一番風を受けやすいフォームだった。ライブ中って熱いんですよ。フライングをしに行っているタイミングで涼みに行っている感覚ですね」

道枝「(熟考の後)テーマはピーターパン!」

長尾「僕もピーターパンで、あの演出も元々旅の終着地点としてつくり上げてきて、衣装も凄くファンタジーで、ピーターパンとして、つくっている。テーマはピーターパンとして飛んでますね」

大橋「じゃあみっちー、あってんねや」

西畑「僕らもピーターパンです」

大西「恥ずかしい。今日からピーターパンにします」

藤原「僕は野球選手のダイビングキャッチです。一人だけ野球でやっています」

フォトセッションでポーズをとるなにわ男子の(左から)大橋和也、高橋恭平、大西流星、西畑大吾、道枝駿佑、長尾謙杜、藤原丈一郎(撮影・藤山 由理)

――自転車のフライングもあるんですよね?

藤原「最初聞いた時はびっくりしたよね。どうやって飛ぶのと思った。皆つながった1台でのフライングで、なにわ男子が1つになっている気がしてそれも楽しかったです」

――今日は発表がありますが。

西畑「僕、本日エアコン切り忘れました!」

大橋「お金かかる男やわ~」

西畑「すみません(笑い)。我々なにわ男子、ドームライブが決定しましたー!」

――聞いたときの反応は?

西畑「もう号泣でしたね」

藤原・長尾「泣いてました?」

西畑「心の中は」

大橋「ダダ漏れやったよ」

道枝「うれしかったですね。ドームって憧れの場所だったので、先輩たちのライブを見にいかせていただいている中で、いつか僕たちも自分たちだけで立ちたいっていう夢があった。それが念願かなってうれしいです。しかも京セラ5日間、東京ドーム2日間で、そうやってたくさんやらせていただけるのは皆さんのおかげなので、しっかり僕たちらしく、皆さんに幸せになってもらえるようにお届けできたらなと思います」

――追加公演の演出は変わる?

長尾「そこはまだ話し合えてないですね」

――フライングは?

大橋「ほんまやん」

高橋「あんまりこっち見ないでください。フライングはいったん考えたくないんで」

西畑「多分できることとできないことがあると思うんですけど、その中でも、なにわ男子らしいドームライブにできればいいなという思いでやってます」

――念願でしたもんね。

一同「念願です」

大橋「デビューする前にメンバーで話してて、グループの夢を語るっていうので、ドームになにわ男子で立つっていうのが夢だったので、それがかなったのは凄いうれしいですね。しかも、5周年の幕開けっていうことで立たせてもらうと言うことで凄くうれしかったです」

長尾「今回のテーマが冒険なので、そのテーマにも合ってるのではないかなと思いますね。ドームに向けても、5周年に向けても、冒険するっていうのは正解なんじゃないかなと」

フォトセッションでポーズをとるなにわ男子の(左から)大橋和也、高橋恭平、大西流星、西畑大吾、道枝駿佑、長尾謙杜、藤原丈一郎(撮影・藤山 由理)

――5周年は早かった?

大橋「早いようで遅いようで、遅いようで早い」

西畑「難しいよな。“今やっと5周年なんや”ってゆっくりな感じもするし、でも1年で考えたら早いし、不思議な感覚。でも、この発表のタイミングが2025年7月28日、なにわの日であれて凄くよかったなって思います。しかも横アリで。4年前、2021年の7月28日にサプライズでCDデビューを発表させていただいて、そこからちょうど4年たって、ドームを発表できるのが凄くありがたいし、改めてファンの皆さんへの感謝を伝えたいと思いますね」

――デビューから5年でメンバーの関係は変わりましたか?

大橋「チーフのマネジャーさんがみんなのことを〝大人っぽくなったね〟って言ってました」

大西「近所のおばちゃんみたい」

大橋「デビュー寸前の写真を見ていて、今の俺らの顔を見て言ってくれました。昨日言ってくれました」

大西「デビュー曲の『初心LOVE』のミュージックビデオを見ると、見た目はもちろん、立ち姿や掛け合いが初々しい感じが残っている。それも良さだけど、より団結し合っているのはこの4年間の良さ」

――最近7人で出かけたことは?

大橋「全員ではないかな?」

西畑「新潟で大橋さん抜きで焼き肉には行きました!」

大橋「おい!」

大西「ツアー中にみんなで鍋は食べたよな」

大橋「プライベートでは行けてないので。でもまだ今年のリーダー権限は残っているので。あ、リーダー権限というのはみんなが絶対に言うことを聞いてくれるという一年に一回だけ使えるもので、まだ使ってないので今年使おうかなと思います」

――使うとしたら何するの?

大橋「新年会!」

一同「遅すぎひん?(笑い)」

西畑「2025年の新年会を今する?」

道枝「中打ち上げやん!」

大橋「中打ちしようか!7人だけでご飯行きたいっていうのはありますね」

西畑「(大橋に向かって)ごちそうさまです!」

大橋「いやいや!そこは男気じゃんけんで平等に。給料は一緒なんで」

西畑「恭平行きたくなさそう(笑い)」

高橋「全然行きます」

大橋「行こ行こ」

――ファンの皆さんの前で報告するからこそドキドキしますね。

一同「ドキドキですね」

西畑「ドームで映像撮りもさせていただいたので。その映像での発表になるので」

大西「デビューの時は僕たちもサプライズでしたけど、今回は4年たって自分たちが知った状態で映像とは発表するのでまた新鮮な気持ちでお披露目できると思います」

西畑「サプライズする側に回りますね」

――ファンへのメッセージを。

藤原「圧かけるわけじゃないけど、絶対使われるところやから」

西畑「いいこと言ったら絶対使われるから!」

大橋「良いこと言う!本当に5周年の幕開けとなるドームを皆さんに発表できたことがうれしいというのと、なにわ男子のキラキラと関西感の融合、マッチは他にはないグループなのでぜひ皆さんに楽しんでもらって。アリーナでも僕たち空飛んだりしているので、皆さんをもっといろんなところに連れて行きたいなと思っていますので、皆さんぜひ僕たちに着いてきてください」

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  • パフォーマンスを披露するなにわ男子(撮影・藤山 由理)
  • パフォーマンスを披露するなにわ男子(撮影・藤山 由理)
  • フォトセッションでポーズをとるなにわ男子の(左から)大橋和也、高橋恭平、大西流星、西畑大吾、道枝駿佑、長尾謙杜、藤原丈一郎(撮影・藤山 由理)
  • ※情報解禁は7月29日朝4時、WEB掲載は囲み取材3枚・本公演3枚の計6枚までパフォーマンスを披露するなにわ男子(撮影・藤山 由理)
  • フォトセッションでポーズをとるなにわ男子の(左から)大橋和也、高橋恭平、大西流星、西畑大吾、道枝駿佑、長尾謙杜、藤原丈一郎(撮影・藤山 由理)
  • フォトセッションでポーズをとるなにわ男子の(左から)大橋和也、高橋恭平、大西流星、西畑大吾、道枝駿佑、長尾謙杜、藤原丈一郎(撮影・藤山 由理)

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