DXTEEN CDデビューカウントダウン! デビューまでの道のりと深めた絆 その②

きょう10日にCDデビューする6人組ボーイズグループ「DXTEEN(ディエックスティーン)」。1年に及ぶ韓国での合宿を経て、デビューにたどりついた。

昨年1月から約1年間、練習生として韓国でトレーニングを積んだ。1日10時間以上、歌唱、ラップ、ダンス、語学などさまざまなカリキュラムをこなす。リーダーの谷口太一は「長いと午前10時から午後10時ぐらいまで。デビューの準備期間に入ると深夜0時になったりして、家にいるよりスタジオにいる時間の方が長かったですね。ご飯を食べて寝るためだけに帰ってた」と話す。

リリースイベントを行ったDXTEEN(ⓒLAPONE Entertainment)

もともとデビューできるという保証があったわけではない。平本健は「何を目指してるかも分からないし、デビューできるかも分からない。家族や友達に会えなくて、閉じ込められているように感じることもあった」と正直に振り返る。

KーPOPアーティストに憧れ、韓国に渡って練習生になる日本人が増えた昨今。何年もかけてデビューをつかみ取る者がいれば、挫折して夢を諦める者も多い。心細くなる異国で、一緒に夢を目指す仲間の存在は大きかった。

ガールズアワード2023春/夏に登場したDXTEEN

共同生活で深まった6人の仲。大久保波留は「練習後は家に帰って、お風呂の取り合いでした」と笑う。ムードメーカーは最年少の田中笑太郎だったといい、大久保は「いつも笑っていて、テンションが下がっているところがないんです」と語った。

週1回の休日の楽しみは、田中が全員分作る食事だった。大久保は「唐揚げが抜群においしいんです!」。田中の唐揚げは祖母直伝のニンニク多めの味付けで、みんなの白ご飯が進む。まさに部活のような合宿だった。

ポーズを決めるDXTEENのメンバー(左から)田中笑太郎、平本健、大久保波留、谷口太一、寺尾香信、福田歩汰ⓒTBS

オーディション出身者のグループが華々しくデビューしていく裏で、黙々と力をつけた6人。「同じ釜の飯」を食べて深めた絆は強い。デビュー後に待ち受ける困難も6人で乗り越えていく。

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