GENERATIONS 佐野玲於<インタビュー(2)>素は「全然ビビり」だけど演じる週刊誌記者・三島のガッツ魂には「共感するところも」
ABEMAオリジナルドラマ「インフォーマ -闇を生きる獣たち-」(木曜後11・00)が話題だ。タイも舞台になるなど、2023年放送の前作よりもスケールアップした今作。主演の桐谷健太扮する、通称「インフォーマ」こと情報屋の木原慶次郎に振り回されながらも事件の真相を追っていく週刊誌記者・三島寛治を好演中のGENERATIONSの佐野玲於を直撃取材!その(2)は佐野が思う「三島」像などをお届けします。
――自身にとって三島はどういう存在ですか?
「どんな存在だろう…。三島は自分の心のどこかにいる存在なのかなって。やっぱ三島みたいな“ビビるけど飛び込みたい”って気持ちは、みんな心のどこかに持ってたりすると思ってるんです。記者として、すごい怖いところに飛び込んでるじゃないですか?だけど、こんなポンコツというか素朴な、かわいそうな三島でもやっぱりそういうガッツはどこかに持っていて、記者魂が高じて飛び込むメラメラ感とかって共感するとこもあります。ビビリでも、ビビリだからこそ飛び込むみたいな気持ちや繊細さとかは分かります」
――素の姿でビビりの部分はありますか?
「全然ビビりですよ。決断する時とかはやっぱり“大丈夫かな?”とか思ったりしますし、ビビリなところはあると思います」
――行動に移す前に考えてしまいますか?
「やっぱ慎重になりますね。やっぱこういう仕事してると特に。エンタメの仕事でも決断迫られるとすごい悩みます。失敗できないことってきっとあるじゃないですか?すごくプレッシャーが乗っかるようなこととか。そういった瞬間で、ある種ギャンブルみたいな気持ちでビビることはすごくありますね」
――三島は主人公に「ポンコツ」呼びをされます。自身でポンコツと感じる部分はありますか?
「全然ありますよ(笑い)」
――どのようなところですか?
「もういっぱいありますよ。忘れ物もしますし…。メンバーと飲んでいて、はっちゃけちゃった次の日とかはすごく恥ずかしい気持ちになったりとか。それこそ三島ってある種、普通の人間なのですごく共感が持てるんじゃないかなって思います」
――続編での三島の注目してほしいポイントは?
「やっぱ三島の成長物語でもあるのがまず1つ。前作よりもはるかに取材に行く現場がハードになっていて、毎話毎話とんでもない事件が起こっていく過程があって。あとはやっぱり木原と三島の凸凹感がすごく面白いところなのかなと思います」
――この2年で三島同様に自身が成長できたところは?
「なんでしょうか…。でも、やっぱ普段グループもやってて、グループとして活動して今年で12年になります。10年を超えたので、求められることや環境もどんどん変わってくるので、それに対応しようと必死に頑張ってきたかなって感じではありますね」
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