「HiHi Jets」<一問一答ほぼ全文③>~HiHi Jetsってこういうグループです~
ジャニーズJr.「HiHi Jets」が23日、初の単独全国ツアーの東京・有明アリーナ公演「BOOOOOST!!」を行った。総合演出を猪狩蒼弥が担当し、メンバーそれぞれも「夏」「和」などテーマを決めてパートごとに演出する全力ライブ。メンバーの一問一答ほぼ全文③をお届けします!
――昨夏はオリジナル曲だけでセットリストを組んでましたけど、今回は先輩の曲を入れている。
猪狩「1番はやっぱりそもそもオリジナル曲だけでやった時の意図が、デビューをした時、CDを出して必然的にオリジナル曲だけになるじゃないですか。もちろん僕らジュニアっていう立場、多分それ当たり前のことなんですけど、やっぱり先輩の曲のパワーってのはやっぱり尋常じゃなくて、本当とてつもない。やっぱり今日もそうですけど『SHAKE』が流れたら、HiHi Jetsのこと知らない人でも〝おーっ、SHAKEじゃん〟ってなるし『夜空ノムコウ』も〝あっ、夜空ノムコウじゃん〟ってなるというのが…。なんか尖ってたんですかね、なんかそれが悔しくて。〝その曲のパワーじゃん〟っていうのが僕ら的に悔しくて。だったら、もっと演出だったりとか、僕らの中の財産のものでしっかりとワンライブを成立させられるような、もう本当、底力というか。なんて言うんだろう、この基礎がちゃんとあった方がいいなっていうので、そもそも結構オリジナル曲だけっていうのが、だいぶ挑戦的なセットリストの組み方だった。今回は逆に、HiHi Jetsを知らない方に〝HiHi Jetsってこういうグループです〟っていうのをしっかりと楽しんでいただきたいという思いと、さっき僕が言ったように、やっぱり〝楽しい〟って、その瞬間、そのライブを楽しんでいただきたいって考えた時に、まあ普通に知ってる曲があった方が楽しいよねっていう。やっぱりジャニーズって本当にJポップの宝庫。その中から先輩の曲を拝借して僕らなりにカバーさせていただくっていうのも、HiHi Jetsならでは、だなっていう風に解釈を改めて、挑戦させていただきました」
――ソロコーナーについて。それぞれコンセプトや考え方は?
猪狩「ちょっと僕ばっかになっちゃうんですけど、そもそもライブの作り方がもうソロコーナーをベースに考えよう、だからソロ曲を先に決めて、ソロコーナーに肉付けしていくみたいな感じだった。今回すごくコンセプトがはっきりしていて。まず髙橋(優斗)で言うと夏」
髙橋「夏ですね。夏コーナーを一応、その曲選んだりとか、こういう風にしよう、衣装どうしようよ、みたいなのは結構任せてもらってた。コーナー全体見た時、やっぱ夏曲ってすごく、なんていうんすか、明るい曲だったりとか、すごく多いなっていう。ジャニーズの夏ソング聞き込んだ時に、より印象を受けたんですよ。僕は『真夏の脱獄者』っていう、SMAPさんの、椎名林檎さんが書いた曲がすごく大好きだったんですけど、いつかやりたいなと思ったそのところに〝あぁっ!〟ってひらめいてやった。また、みんなの意見を聞いて、なんかちょっとその前に、コントまではいかないけど、やっぱり自分らしさっていうか、ちょっとおふざけ。ちょっと、ホッとするところもあってもいいんじゃないかっていうので、その前にちょっと脱獄コント風みたいな(ものを入れる)っていう選び方しましたね。だからソロ曲は割と夏コーナーの幅と自分の好きと、そしてできることっていうのがピタッとハマった楽曲が『真夏の脱獄者』だったかなと思います」
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