「夫婦別姓刑事」脚本家、有料noteを更新 「本当のことは当事者にしかわからない」導入部分で思い
俳優の佐藤二朗がフジテレビ「夫婦別姓刑事」(6月23日最終回)で夫婦役を演じていた女優の橋本愛にハラスメントをしたと2日発売の「週刊文春」(文芸春秋)が報じたことを受け、同ドラマの脚本を手がけた矢島弘一氏が5日、有料会員向けのnoteを更新した。

フジテレビ社屋
矢島氏は「当事者である私が話せること。」と題する、サポートメンバー限定の記事を公開。導入部分で、「何かを語るには、あまりにも事が大きくなり過ぎた」と切り出し「この状況で何を語っても、きっと誤解が生じ、私が伝えたいこととは違う方向へ進む。違う方向へ進めば進むほど、私は苦しい」と複雑な思いを吐露した。
また「今回のことで、著名な脚本家、監督、プロデューサーなど数々の同業者の方々が持論を語ってくれているが、この作品に関わっていない以上、何を語ってもそれは『持論以上』にはならないことを気づいていただきたい」と指摘。「今回起きた『本当のこと』は、あの作品に関わった当事者にしかわからない。あなたたちが語る持論は、あなたたちの現場であって今回のドラマはあなたたちの現場ではないのだ」と、臆測や第三者による議論に苦言を呈した。
投稿した理由については、「このまま何も語らず、終息に進めばと願ってはいるものの、今回の作品で同じ方向を向き、意見を交わし、作品が終わってからも酒と意見を交わした尊敬する俳優が傷付いている姿を見て、私はどうしても自分の言葉を書きたくなった」と説明。「その言葉は誤解にならず、嘘にならず、垂れ流されることなく、届く人だけに届くことが出来るのはこの場所しかない」と、有料noteを選んだ理由も明かした。
その上で、「話せることと話せないことがある」と前置きし、「決してどちらかの俳優の肩を持つコラムでもなければ、どちらかの俳優を否定するコラムでもない。もちろん、フジテレビも然り」と強調。「当事者だからこそ、すべてのスタッフと関係者に敬意と誠意と愛を持って、知ってることと、私の想いを2026年7月5日ここに記す。垂れ流されないことを願って」と締めくくった。
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