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2024年06月10日 21時14分

SHINee・ONEW、ソロファンミーティングで美声&富士山登頂秘話!

ソロのファンミーティングを行ったSHINeeのONEW(提供・GRIFFIN ENTERTAINMENT)

SHINeeのONEWが8日、神奈川・横浜BUNTAIでソロファンミーティング「ONEW FANMEETING 2024 IN JAPAN」を開催した。来日公演としては、23年3月に行われた「ONEW CONCERT 〝O-NEW-NOTE〟 in JAPAN」以来。SHINee WORLD(ファンネーム、以下シャウォル)にとって、本当に待ち遠しかったONEWとの再会だった。トークやゲームなどを挟みながら、アコースティックセッションのライブでは素晴らしい歌声を客席に届けた。

ソロのファンミーティングを行ったSHINeeのONEW(提供・GRIFFIN ENTERTAINMENT)

オーバーサイズのスーツ姿で登場したONEW。キーボードとアコースティックギターのバンドを従え、「O(Circle)」でファンミーティングの始まりを告げると、「キラキラ光る時間にしましょう!」と、「Who sings? Vol.1」に収録された小田和正の「キラキラ」のカバーを熱唱した。「皆さん、ただいまー!ONEWです!皆さんの歓声が凄く大きいですね。とってもお会いしたかったです」と、弾けるような笑顔であいさつした。この日は2回公演だったため「昼公演が終わってから充電するために少し寝ました」という夜公演でのお昼寝報告に会場中がほっこりしていた。

ソロのファンミーティングを行ったSHINeeのONEW(提供・GRIFFIN ENTERTAINMENT)

「ONEWの近況4カット」コーナーでは、富士山登頂時の写真を公開。「一度は富士山に登ってみたくて、いろんな準備をしました。バイクを借りて山梨まで行って、バスを乗り継いだあとは自分の足で登りました。なんでこんなに大変なことをしたんだろうと思いましたが(笑い)、山を下るときにきれいな日の出が見えて。大きな経験になりましたね」と熱く語った。ONEWが充実した時間を過ごせていたことに、多くのシャウォルが安心したことだろう。

ソロのファンミーティングを行ったSHINeeのONEW(提供・GRIFFIN ENTERTAINMENT)

過去に受けたインタビューの回答を当てる「あの時はそうだったクイズ」では、X JAPANの「ENDLESS RAIN」や、SHINeeの「1000年、ずっとそばにいて…」を歌って会場を沸かせた。ONEWの魅力はなんといっても歌。伸びやかで美しい高音は彼の強みだ。それを唐突に出せてしまうところはさすがの一言だった。大きな歓声と拍手が送られる中、「誰かを長い時間、純粋な心で好きでいることは本当に素晴らしいと思います。皆さんはそれができる人たちだから尊敬します。その恩返しとして、僕はこれからもステージで歌を歌ったり曲を作ったり、いろんな活動をして皆さんの目と耳を楽しませるように頑張ります」と感謝を伝えた。

ソロのファンミーティングを行ったSHINeeのONEW(提供・GRIFFIN ENTERTAINMENT)

さらに「疲れて慰めが必要な皆さんにONEWが聴かせたい歌」というテーマで選んだ4曲を披露。「僕が必要な時はすぐに走って皆さんのそばに行きますっていう曲です。この曲で皆さんの心をよしよししますね」と「Anywhere」を歌い、「寂しくて不安な時は、誰かが一緒にいてくれるのってありがたいじゃないですか。そんな存在になりたいという気持ちを込めて歌います」と、1フレーズずつ語りかけるように「Always」を熱唱。デュエット曲「Starry Night」はシャウォルと一緒に合唱した。最後に「SHINeeの初東京ドーム公演で歌った曲ですね。あの時は感動して涙が出ました」と当時に思いをはせながら徳永英明の「Rainy Blue」を歌った。あのレジェンドステージはシャウォルにとって特別なものだ。会場中がとてつもない集中力で歌に聴き入っていた。

ソロのファンミーティングを行ったSHINeeのONEW(提供・GRIFFIN ENTERTAINMENT)

2部では、白のシャツにサスペンダーを付けた黒のハーフパンツというかわいい衣装にチェンジしてスタート。ゲームコーナーや悩み相談など、アットホームな時間を共有した。「一緒に歌いたくて選びました。皆さんが好きになってくれたらうれしいです」と未発表の新曲「월화수목금토일(月火水木金土日)」をシャウォルと共に合唱し、暖かなムードに包まれて本編を終えた。

ソロのファンミーティングを行ったSHINeeのONEW(提供・GRIFFIN ENTERTAINMENT)

「イ・ジンギ!サランヘ!」のアンコールから再びステージに登場すると、人気曲「DICE」を気持ちよさそうに歌った。すべてのステージが終わったかと思いきや、サプライズでシャウォルからのメッセージ動画が上映され、堪えきれずに感動の涙を流したONEW。「皆さん本当にありがとうございます。できるだけ早くコンサートをしに戻って来たいと思います。気をつけて帰ってくださいね」と最後までファンを気遣っていた。MCもONEW自身が務め通訳の手をほぼ借りずに進行。適切な言葉が出ず「もどかしいな・・・」と本人は不満げなこともあったが、以前のソロコンサート時よりもさらに流ちょうな日本語を話していた。言葉はもちろん、セットリストについても日本公演への熟慮が感じられた。シャウォルにとっては、ONEWの元気な姿が見られるだけでうれしいものだ。またこうして彼の歌を聴けることへの幸せをかみ締めながら、誰もが「最高だったね」と笑顔で会場を後にしていた。