INFINITE<ライブリポート①>「本当に待ち遠しかった」7年ぶり日本公演
韓国の6人組ボーイズグループINFINITEが27日、神奈川・パシフィコ横浜で「2023 INFINITE CONCERT<COMEBACK AGAIN>IN YOKOHAMA」を開催した。日本公演は実に7年ぶりとあって、全国から駆け付けたファンが客席を埋め尽くした。トピクルではその模様を3回に分けてリポート。まずはその①をお届けします!
コンサートの幕開けは、鮮烈なギターサウンドから始まる「Come Back Again」だった。2010年にリリースされたデビュー曲。当時と変わらない、シンクロ率の高いカル群舞(ナイフのように切れのあるダンス)に圧倒される。
曲が始まるなりINSPILIT(ファンネーム)は韓国語で「また戻ってきてくれてありがとう」と書かれたサプライズメッセージを掲げ、メンバーを歓迎。続いて「BTD(Before The Dawn)」、「The Chaser」と時代を経ていくセットリストの流れに会場のボルテージは次第に上がっていく。特に「BTD」の足をサソリの尾のように伸ばした低姿勢から起き上がるサソリダンスでは大歓声が上がった。
久しぶりの来日でもあり、最初のあいさつでエルは「この日が来るのが本当に待ち遠しかったです。一人一人お会いできてうれしいですね」と笑顔。ウヒョンが「完全体で日本に来るのは7年ぶり。横浜に来るのはなんと10年ぶり」と感慨深げに客席を眺めると、再びエルが口を開き、「変わらない心でいてくれて本当にありがとうございます」とファンへの感謝を伝えた。
繰り返すサビがクセになる「BACK」や「Paradise」をはじめ、「The Eye」「Tell Me」など切なげな歌詞が胸に響くヒットナンバーが続く。そして映像を挟んで再びステージに立ったメンバーは、白いシルクシャツと黒パンツのシックな装いで、スタンドマイクを手に日本語曲「Dilemma」「Toki」「I Hate」を生バンドによる重厚なロックアレンジで歌い上げた。「Toki」は以前、ソンギュがソロコンサートで歌ったことがあったが、INFINITEでやるのは初めてだとし、エルは「だから意味がある」と力を込めた。
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