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2023年09月01日 16時44分

TEMPEST iE魅了!盛りだくさんの「T-OUR」詳細リポート①～LEW「今夜の主人公は君たちよ?」～

韓国の7人組「TEMPEST」が先月30日、神奈川・KT Zepp Yokohamaで「2023 TEMPEST SHOW CON [T-OUR]」を開催。iE(ファンネーム)を魅了したボリュームたっぷりのステージの詳細リポート①をお届けする。

TEMPEST(前列左から)ヒョク、ウンチャン(後列左から)LEW、テレ、ヒョンソプ、ハンビン、ファラン(撮影・篠原岳夫)

赤と黒を基調としたアーミー風のジャケットをまとった7人がステージに整列すると、代表曲「Dragon(飛上)」で幕を開けた。サビの強烈なユニゾンと呼応するような力強いダンスパフォーマンスでTEMPESTの世界観に引き込まれる。「Dangerous」「Taste The Feeling」などノリのいい楽曲で会場が一体となって盛り上がる。「Young&Wild」ではグループのロゴが描かれたフラッグを持って立つファランとLEWがスタイリッシュだ。ハードからソフトまで冒頭から多彩な魅力で攻めてくる

TEMPEST(前列左から)ヒョク、LEW(後列同)ヒョンソプ、テレ、ウンチャン、ファラン、ハンビン(撮影・篠原岳夫)

LEWは「今日は日本で最後のコンサートで昨日はよく眠れなかった。今日はみんなに一生大事にできる思い出をプレゼントしてあげるから楽しみにしていてね。今夜の主人公は君たちよ?」とかわいい日本語で挨拶。14日の大阪からスタートし、計4日間のライブのオーラスとあってメンバーたちのテンションも、より一層高い。

客席に降りるファンサで楽しませた「Find Me」、LEWが腹筋をチラ見せした「START UP」で、ますますiEたちもヒートアップしていく。次のセクションでは、あいみょん「マリーゴールド」や嵐「Love So Sweet + Happiness」と、誰もが知る日本の名曲カバーステージで再び大盛り上がり。彼らの歌唱力の高さを堪能でき、爽やかなイメージと合致するセレクトだった。

TEMPEST(時計回りに左下から)ヒョク、ファラン、ウンチャン、ヒョンソプ、テレ、ハンビン、LEW(撮影・篠原岳夫)

嵐を表現した壮大な映像の流れから「Eye of the storm」で再びステージに現れたメンバー。最新アルバム「THE CALM BEFORE THE STORM」の1曲目に収録されており、何かが始まるようなワクワク感が詰まった楽曲だ。ファランが「本公演のために特別に振り付けをつけた楽曲」と明かし、会場の一体感がさらに増していく。「一緒に歌いましょう!」とヒョクが叫んだ「Raise Me Up」では、ハンドカメラでお互いを映しあいながら戯れるメンバー。スッキリしたヒョクの高音が響き渡り、心地がいい。

TEMPEST(左から)ヒョンソプ、ヒョク、ファラン、テレ、ハンビン、LEW、ウンチャン(撮影・篠原岳夫)

イベントコーナーでは、蝶の羽をつけたメンバーがダンスチャレンジをするなど、楽しいゲームも準備されており、メンバーのサイン入り写真パネルをプレゼントする抽選会も行われた。

楽しい雰囲気そのままに「Bad News」「Freak Show」「Can’t Stop Shining」とワイワイと盛り上がれるステージを終え、あっという間にエンディング。未発売の楽曲「Dive」を披露するとアンコールへ。「Love Number」が始まり、2階席にはハンビンとウンチャン、ほかのメンバーは1階客席からサプライズで登場。握手をしたり、写真を撮ったり、ファンとの触れ合いを楽しんでいた。

TEMPEST(左から)LEW、テレ、ハンビン、ファラン、ウンチャン、ヒョク、ヒョンソプ(撮影・篠原岳夫)

「ペンライトをピンク色にしてくれますか?」とヒョクが促して会場をピンク色に染めた「Only One Day」に続き、ファンへの想いが詰まった「to YOU」の日本語バージョンを熱唱。これで終幕かと思いきや、「TEMPESTサランへ!」と熱烈なiEのアンコールに3度も応えて「Freak Show」「Bad News」「Can’t Stop Feeling」を披露。ライブは大盛況のうちに幕を閉じた。

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