【ききみみ】ボイプラ2 試される日本人練習生の底力 強者ぞろいの「K」「C」で生き残れるか
17日より、ABEMAで世界同時配信がスタートしたMnetのグローバルボーイズオーディション番組「BOYS II PLANET」(以下、ボイプラ2)。早くもランク分けテストで脱落が言い渡されるなど、熾烈な競争が行われている。

「BOYS II PLANET K」第2話(C) CJ ENM. All Rights Reserved.
今回のオーディションは、主に韓国人の練習生で構成される「BOYS II PLANET K」と、主に中国人の練習生で構成される「BOYS II PLANET C」と、二つのプラネットに分かれて同時進行していくという初の試み。「K」は韓国、「C」は中国を意味するが、もちろん、その他の国出身の練習生も混じっている。日本人は、中国・韓国人の次に多く「K」に10人、「C」に2人含まれている。
今回、なぜ日本は独立したプラネットを設けられなかったのか。その理由はいくつか考えられるが、一番は、韓国や中国の芸能界でいう「練習生」が日本では少ないからかもしれない。
通常、韓国で制作されるアイドルオーディション番組では、事務所に所属する「練習生」を対象に募集がかけられる。韓国のアイドル事務所には、日の目を浴びることなくひたすら研鑽を積む練習生が多数所属している。長時間のレッスンを受けるのはもちろんのこと、その成果を評価するテストを毎月行い、力不足と判断されればあっけなく解雇。そんな厳しい生存競争の中で生きている練習生がたくさんいる。その代わり、デビューすれば大金をかけたプロデュースが行われ、スターへの道が切り開かれる。
一方日本では、デビューが決まっていない状態で歌やダンスの厳しい指導を受けることはあっても、それが何年も続いたり、その中でクビを言い渡されるケースはほとんど聞かない。むしろデビューしてからが、厳しい生存競争の始まりといった感もある。
そんな状況もあってか、今回のボイプラ2に参加した「日本人練習生」12人のうち、事務所でのレッスン経験がなかったり、所属してまだ1カ月といった初心者も数人エントリーしている。事務所でさまざまな経験を積んできた中国・韓国人練習生が多くいる中、苦戦することは必至だ。ただ、オーディション番組では、練習生の成長過程が見られることも醍醐味の一つ。これからどんな風に進化してくれるのか。日本人から何人デビューできるのかも含めて注目していきたい。(井利 萌弥)
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