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2023年11月28日 05時00分

パーカク「OWV」佐野文哉<一問一答ほぼ全文①>今のダンスに活きている小学校卒業までやっていた空手

人気ボーイズグループのメンバーからスポニチが“推しのパーツ”を拡大し、深掘りする「パーカク」。今回は吉本興業所属の4人組「OWV」の佐野文哉。注目は、ダンスに切れ味を生み出す上腕二頭筋です。4回に分けた一問一答ほぼ全文、まずはその(1)をお届けします。

インタビューに応じる佐野文哉(撮影・光山貴大)

――筋肉へのこだわりは?

僕は主にダンスで体を動かすので、でかくしすぎず、重くしすぎず、なるべくナチュラルな自重で追い込んで、身につく範囲。そのマックスみたいなところを目指して鍛えています。

――スポーツ経歴は?

保育園から小学校卒業まで空手をやっていまして。中学3年間が野球、高校3年間が陸上、大学からダンスです。

――ダンスをやる上で一番活きているスポーツは?

僕が一番感じているのは、空手かなと思います。幼少期に体の基礎能力値がつくられるというじゃないですか。その時に片足で軸を保ったりだとか、腰を深くまで下げたりだとか、手をまっすぐ伸ばすとか。足の角度、手の角度みたいなこところを突き詰めるのが空手だったと思うので。それが今のダンスの振り付けを綺麗に踊るとか、ダンスのシルエットとかそういうところに活きているかなって思います。

――いつもやるトレーニングの内容は?

ランニングを毎日10キロから20キロ走って。ただ、それだけだと筋肉が落ちてしまうので、大体は筋トレしてからランニングの流れです。筋トレだけだと大体1時間ぐらいですかね。

上腕二頭筋をさらけ出す佐野文哉(撮影・光山貴大)

――筋トレは毎日継続している?

そうですね。でも、同じところを毎日やり続けないようにしています。同じところを毎日やり続けると、逆に回復の期間が取れないので、大きくならなかったりします。昨日は足をやったから今日は上をやろうとか、そういうので分けています。

――同じ部位をやり続ける以外に、筋トレをやる際に気をつけていることは?

食事の数字周りだとか、筋トレをやっている最中にはEAA(Essential Amino Acids==必須アミノ酸の略)を摂取しながらやって、ランニングまで終わってからプロテイン飲んでという感じですかね。あと、レスト(休憩)は短くしています。

――筋肉が仕事に生きたことは?

筋持久力がつくのでライブツアーとかを回っているんですけど、ダンスが、同じ切れで1曲目からラストの曲まで走り切れます。やっていて全然違うなと思います。

――逆に困ったことは?

中性的な衣装が似合わなくなるっていう。僕、華奢(きゃしゃ)でグループの立ち位置的にも自分はフェミニンな感じというか、レディースの衣装とか用意していただくことが多かったです。この夏くらいからですかね。段々、前まで着ていた衣装の胸とかが張ってくるとともに、似合わなくなってきて。衣装さんを困らせてしまって。そのシルエットに合う衣装をアップデートしています。