キンプリ 2人体制初ツアーで全29曲を披露 華やかステージでTiara沸かせた

紙吹雪の中で歌うKing&Princeの髙橋海人(左)と永瀬廉

King&Princeが22日、全国ツアーのKアリーナ横浜公演を行った。永瀬廉と髙橋海人の2人体制となって初のツアー。新アルバム「ピース」の収録曲を中心に、デビュー曲「シンデレラガール」や新体制で初めてリリースしたシングル「なにもの」など全29曲を披露。双子のように息ぴったりなパフォーマンスで約2万人のファンを沸かせた。髙橋は「今までの歴史や曲を大事にしながら、2人での新しい見せ方にもこだわっています」と語った。

横浜で3日間のライブを敢行したKing&Princeの永瀬廉

先月開業した同所で公演を行うのは、旧ジャニーズ勢では初めて。横浜公演の特別な演出として高さ25メートルまで到達するゴンドラで多くの観客の近くまで行った。ツアーで用いるのは日本で初めてとなる、火花を波打たせて噴出させる特効機材もステージをさらに華やかにした。

横浜で3日間のライブを敢行したKing&Princeの高橋海人

5月22日に平野紫耀、岸優太、神宮寺勇太が脱退。翌23日に新体制となった。永瀬は「この1年間、皆さんに不安などいろんな気持ちを抱え込ませてしまった」とファンを思いやり「俺には海人がおるし、海人には僕がいるし。そして僕たちには皆さんがいるのでこれ以上に心強いことはない」とキッパリ。髙橋は「ここにいる覚悟と、これからもみんなといろんな景色を見たいと思う気持ちと、廉と2人でキンプリというエンターテインメントを楽しんでもらいたい気持ちは誰にも負けません」と力を込めた。

今年、デビュー5周年を迎えたキンプリ。大きく形を変えながらも、Tiara(ファンの総称)と〝ピース〟な世界をつくり上げていく。

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