THE JET BOY BANGERZ【桑原巧光】一問一答②「想像していなかった世界」

人気ボーイズグループのメンバーの“推しのパーツ”を拡大して深掘りする、スポニチとのコラボ企画「パーカク」。今回は昨年8月にデビューした「THE JET BOY BANGERZ(TJBB)」のパフォーマー桑原巧光。一問一答ほぼ全文を3回に分けてお届けします。こちらはその(2)。

胸元を大きく開けポーズをとる桑原巧光

――TJBBは人数が多い。その中で自分の強みは?

「ダンスパフォーマンスは引っ張っていきたい。ダンス単体なら自分がやらなきゃという責任感はあります」

――そもそもダンス始めたきっかけは?

「自分は福島県出身で、10歳の頃に東日本大震災がありました。それまで野球をやっていたのですが、外出できない期間がありました。体を動かすことが好きなので、屋内で体動かすスポーツを探す中、ダンスと出会いました」

――憧れの先輩とかはいた?

「自分の場合は特にいませんでした。ただ、さまざまなグループのアーティストのまねはしたことはあります。アーティストへの憧れというよりも、自分の場合はダンスがやりたいというところからのスタートでした」

――そもそもオーディション受けたきっかけは?

「(プロダンスリーグ)Dリーグに参加し始め、そこでプロリーガーとして活動する中でHIROさんから声をかけていただきました。正直悩みましたが、自分にとって未知な世界だったので、視野を広げられるかなと思い挑戦を決めました」

――競技としてのダンスとの違いは?

「めちゃくちゃ感じています。“凄い”で終わらせちゃだめなんです。そこから“格好良い”に繋げなきゃと思っています」

――そのための工夫は?

「自分は緩急を大事にしていますが、特にゆるい部分が一番アーティストとして大事だと思っています。そこに見せ方の工夫がある」

――グループではダンスだけでなく、ラップにも挑戦している。

「想像していなかった世界です。自分の声が音楽になっていることがめちゃくちゃ楽しいです。でもまだうまくなりたいなと思っています」

――最初は難しさを感じたり、戸惑いも?

「めちゃくちゃありましたね。自分の声はハスキーなので、普段から声量が大きいタイプじゃない。発声から練習しました。特にボーカル3人からはアドバイスをたくさんもらい、感謝しています」

――昨年には早大法学部を卒業。学業と両立は?

「大変でした…。昼は勉強、夜は練習。オーディション中もテストが重なったりしていた。すごく頭の切り替えが大変でした」

――今は自信になっているのでは?

「はい。大学卒業は一つ自分の目標でした。自分で一回決めたことに筋を一本通せたのは良かった。この経験をもとに頑張っていきたい」

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