増子敦貴インタビュー③ 「まだまだ伸びしろたっぷりなんで」「歌にダンス、俳優…“三刀流”目指して頑張ります」

クールな表情を決める増子敦貴(撮影・大城 有生希)

舞台「千と千尋の神隠し」でハク役を演じ話題となった俳優の増子敦貴が、トピクルインタビューに応じました!全3回掲載の最終回。所属グループ「GENIC」での活動や現在開催中のツアー、今後の目標について語ってくれました。

――俳優としての活躍に加え、男女7人組ダンス&ボーカルグループ「GENIC」との二刀流も話題です。グループでの立ち位置はどう捉えていますか?

「色々とマルチにやらせていただけてる振り幅は僕の武器で、ドラマとかに出させていただけるからこそ、グループを引っ張っていかないといけないって思いがあります。でも、GENICはみんなそれぞれに武器を持ってるグループです。音楽を作る作家的な子もいれば、モデルを中心に取り組んでいる子もいる。それぞれがマイペースに、自由に活動する中で、北斗七星みたいにみんなつながっているグループだなって思います」

ポーズを決める増子敦貴(撮影・大城 有生希)

――グループに所属しながら俳優として活躍する方も多い。ロールモデルは?

「全体的なロールモデルは北村匠海さんですね。音楽活動と俳優を並行して自分の活躍の場を広め続けている姿はすごく憧れます。あとはNissyさん。ずっと憧れの存在なので、僕にとってのロールモデルです。歌の面では清水翔太さんですね。僕はハイトーンボイスが出るタイプではないのですが、歌にアクセサリーをつけていくような…いろんなニュアンスを付けて歌えるようになりたいと思っています。お芝居でも歌でも活かせる部分だと思うので、まだまだ伸びしろたっぷりだと思います!ちなみに、好きな俳優は堺雅人さんです。『リーガルハイ』が大好きで…死ぬまで俳優としてやっていけるような個性的な俳優さんになりたいです」

――GENICは現在、過去最大規模の7都市7公演を巡るツアー「GENIC LIVE TOUR 2024 ―if―」を開催中です。アピールをお願いします

「とにかくびっくりすると思います!この曲やらないの?って思うファンの方もいらっしゃる感じの内容になってしまうかもしれないですけど…どれもコンセプトがしっかりした曲で、ファンの皆さんに僕たちの未来を見せることができる、希望に満ちたセットリストになってます!今までで最大規模のツアーなので、演出の振り幅は過去一番。ぜひ楽しんでもらいたいです!」

ポーズを決める増子敦貴(撮影・大城 有生希)

――ステキなお話、ありがとうございます。それでは最後に、増子さんの今後の目標を教えて下さい。

「これからの時代、なにか新しいジャンルを切り開かないと一番になれないなって思っています。バズらないといけないし、そういう意味では課題もライバルも多い時代です。僕自身、とてもハングリー精神が強い。その中でどうやって頑張って行くのかを考えながら…自分が40、50代になった時に、僕のことや出演した作品を『好きな俳優、作品』として挙げてもらえるように長く活動していきたいですね。GENICとしてはドームツアー、そしてその先の海外公演にも挑戦してみたいです!例えばステージにゾウとか出てきて、ファンの皆さんに水をブシャーって掛けたりして…夏を感じられて楽しそうですよね(笑い)。歌にダンスに俳優と…アニメ『ONE PIECE』のゾロみたいな“三刀流”を目指して、これからも頑張って行きます」

――夢は無限大ですね。ありがとうございました!

「ありがとうございました!」

◇増子 敦貴(ましこ・あつき)2000年(平12)1月5日生まれ、福島県出身。16年にエイベックス主催「Boys Award Audition 2016」でファイナリストとなり芸能界デビュー。俳優としては18~20年にミュージカル「テニスの王子様」3rdシーズン、21年にテレビ朝日「機界戦隊ゼンカイジャー」など話題作に出演。主演を務めたMBSドラマ「体感予報」(23年)ではアジア各国からも人気を集めた。男女7人組ダンス&ボーカルグループ「GENIC」所属。特技はサッカー。好きな食べ物はラーメンで、自身を例えるなら「煮干しラーメン」。血液型B。

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