木村拓哉、30日公開の主演映画「グランメゾン・パリ」 正月興行スタートダッシュに秘策あり!

<映画「グランメゾン・パリ」イベント>レッドカーペットを歩く(左から)木村拓哉、鈴木京香、沢村一樹(撮影・沢田 明徳)

俳優の木村拓哉が21日、東京・歌舞伎町のシネシティ広場で主演を務める映画「グランメゾン・パリ」(監督塚原あゆ子、30日公開)のレッドカーペットイベントに出席した。鈴木京香、沢村一樹ら豪華共演陣と共に2階建てバスに乗って登場すると沿道にいた観客から大歓声が上がった。「新宿というスペシャルな場所でこういった催しをやらせていただくのも非常にびっくりしてますし、うれしかったです」と興奮気味に語った。

今作は19年放送のTBSドラマ「グランメゾン東京」の映画化。フランス料理の本場・パリを舞台に、主人公がアジア人初の三つ星獲得を目指す。木村は初号試写を鈴木や沢村らとともに鑑賞し「エンドロールが流れ終わって、試写室に光が入った瞬間にどうしてもみんなにありがとうと言いたくなって握手してもらった。それくらい温かい作品に仕上がった」と手応えを語った。

3月に大規模なロケを実施。木村ら主要キャストは日本語と変わらぬ量のフランス語の芝居にも挑戦した。来年1月8日にはフランス・パリでの公開が決定。木村は「その街、国でこの作品が公開されること自体、非常に感謝したい」と感慨深げ。一方で「僕らが劇中でいろいろ表現したフランス語が果たして観客の皆さんに伝わるのかどうか」と軽妙なジョークで観客を沸かせた。

<映画「グランメゾン・パリ」イベント>ルーフトップバスで登場する(左から)鈴木京香、木村拓哉(撮影・沢田 明徳)

公開は年末押し迫った30日。21年には嵐の松本潤が主演した「99・9」が同日公開されており、こちらも「グランメゾン」と同じく、TBS日曜劇場の映画化。公開前日には今回同様、スペシャルドラマを放送して話題を集め、興行収入30億円超えの大ヒットを記録した。興行関係者は「『99・9』が大ヒットしており同じフォーマットを取ることにした。ドラマを見て高揚した気持ちで劇場に足を運んでもらって正月興行を盛り上げたい」と鼻息も荒い。

木村はこの日、29日放送のTBSのスペシャルドラマ先行上映会にも出席。ドラマについて「そちらの方を前菜、そしてスープと味わっていただいた後に翌日公開される『グランメゾン・パリ』をメーンとして皆さんに味わっていただきたい」と呼びかけた。今年は、30日公開の映画は「グランメゾン…」のみ。幸先の良いスタートダッシュが期待される。

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