井ノ原快彦 主演を務める人気刑事ドラマ「特捜9」が4月からのファイナルシーズンで終了「僕自身も初心に戻って、直樹を演じ切りたい」

20th Centuryの井ノ原快彦が主演を務めるテレビ朝日の人気刑事ドラマ「特捜9」が、4月からのファイナルシーズンで終了する。前身から数えて20作目でのフィナーレ。井ノ原は「きっちり完結させて、ちゃんと着地させてあげたいという気持ちが強いです。そんな作品に出合えたことが、本当に幸せです」と作品への深い愛をにじませた。初回放送は4月9日。水曜午後9時から放送される。

テレビ朝日ドラマ「特捜9 final season」に出演する(左から)田口浩正、吹越満、井ノ原快彦、羽田美智子、深川麻衣

2006~17年に故渡瀬恒彦さんの主演で「警視庁捜査一課9係」として12シリーズ放送。渡瀬さんの死後、18年から井ノ原が主演の後継シリーズ「特捜9」となった。警視庁捜査1課の特捜班が難事件を解決する人気シリーズで、今回で8作目。世相を反映した事件や人間ドラマを深掘りして描き、幅広い世代から支持を得てきた。

同局では「相棒」「科捜研の女」などと並ぶ人気シリーズが、「9係」から数えて20作目での終幕。同局関係者は「20作目という節目で、区切りをつけようということになった」と説明した。

井ノ原は「…9係」第1シリーズで新人刑事として登場し、今や特捜班の班長に。その成長を視聴者は見守ってきた。自身も21年にV6が解散し、現在は「20th…」として活動。所属するSTARTO ENTERTAINMENTの取締役CMOを務めるなどこの約20年で取り巻く環境は変化し、社をけん引する立場となった。「役と一緒に僕も育ててもらったという気持ちが大きいですね」と役への思いを話した。

苦楽をともにしてきた作品がラストとなり「『…9係』から19年…やり切った感じがしています」と感慨。大団円に向けて「僕自身も初心に戻って、直樹を演じ切りたい」。多くの人々から愛される物語を最後まで丹念に紡いでいく。

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