「wーinds.」アジアで最も有名なグループに選出 中華圏のアワード受賞は30冠目

コロナ禍明け初の海外パフォーマンスを行い、授賞式に参加したw-inds.

男性ユニット「wーinds.」が、このほどマカオで開催された音楽の祭典「第24回チャイナ・ミュージック・アワード」(CMA)の授賞式に参加し「Beautiful Now」「Strip」の2曲を披露した。海外でのパフォーマンスは20年1月以来約3年ぶり。コロナ禍による行動制限が解除されてからは初めてで、橘慶太は「wーinds.にとっては海外公演解禁で、いい再スタートが切れた」。千葉涼平も「久々でも多くの声援をもらった。まだまだやれる、と感じた」と熱く語った。

2人は「ASIAN MOST POPULAR GROUP(アジアで最も有名なグループ)」に選ばれ、中華圏のアワード受賞は30冠目。中国人ファンがマカオまで来るなど人気は健在だ。大歓声で迎えられたことを振り返り、橘は「たくさんの声援で、2人でびっくりして顔を見合わせた。ちょっと緊張していたんですけど、そこで緊張がほぐれて調子に乗っちゃいましたね。いつもよりファンサービス多めにしちゃいました」と笑った。

コロナ禍明け初の海外パフォーマンスを行ったw-inds.

CMAは中国本土において最も古く、かつ最も権威ある世界的な中国の音楽賞で、今回は15年に「Asian Most Influential Singer」を受賞して以来、8年ぶりの栄誉となった。千葉は「前回の時は提供していただいた曲が中心だったけど、今は慶太が曲を作って音楽を届けている。その中でまたこうやって賞をいただけたのは特別ですよね」と感慨深くうなずいた。

30日からは最新アルバム「Beyond」を引っさげて、全国ツアーがスタートする。22年間の集大成として「歴史や時空を感じられる」という意味を込めてアルバルのタイトルは名付けた。

コロナ禍明け初の海外パフォーマンスを行ったw-inds.

ライブの見どころは「デビュー23年目で1番踊るライブ」だ。橘は「激しすぎて〝なんでこんなことしたのか…〟と思うけど、きつさの中に楽しさがある。やっぱり踊ることが好きだって2人で感じてます」。千葉も「踊りの魅せ方や、今までより広がった表現が出来ていると思う」と力を込めた。

さらに海外ツアーも計画中。橘は「これからも日本の音楽や文化を世界に届けたい、というスタンスは変わらない。海外での公演は、年内にもやりたいですね」と強調。再び旋風を巻き起こすことを誓った。

○…筋肉キャラで知られる橘は取材で見事な肩周りの筋肉を披露。3カ月ほど前から総合格闘技を始めており、「柔術とかやってると体デカくなってくるんですよね」とニヤリ。元々見るのが好きで、現在はマシントレーニングと格闘技の練習に各週1~2日、取り組んでいる。それを受け、千葉も「テコンドーはやってみたい」と話した。

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