嵐、26年半の歴史に幕 前人未到のスーパーグループ、最後に見せた絆 大野は「引退せず」芸能活動継続へ

嵐が31日、東京ドームでラストツアーを完走し、約26年半の活動に終止符を打った。メンバー5人は計30分間にわたってあいさつし、リーダーの大野智は「みんなで作り上げた嵐はこれからも生き続けます」と呼びかけた。涙あり笑いありで3時間25分、全力のステージを届けた。

東京ドームでラストツアーの最終公演を行った嵐

5人の思いがこみ上げた。ライブ最終盤で迎えた一人一人のあいさつ。相葉雅紀は「嵐は僕のすべてだった。嵐で良かったし、この4人に出会えて良かった」と目を潤ませた。松本潤は「26年半ありがとうございました、楽しかったです」と天を仰ぎ、大野は「誰ひとり欠けることなく、みんなでつくった嵐を26年間守り切れて本当に良かった」と涙を流した。

そして最後は「Five」。ツアーに向けて制作した歌で5人がハーモニーを奏でた。ラストには配信未収録の歌詞「忘れないでいよう いつの日も 見上げればきっとここにあるんだ 星座がきっと思い出一つ」も加えた。歌い終えると肩を組み、嵐としての時間を分かち合った。それぞれがファンに向け「ありがとう」「楽しかったよ」と叫び、有終の美を迎えた。

開演前から嵐コールが止まなかった。松本を中心に5人で演出したステージ。松本が考案した「ムービングステージ」や「制御ペンライト」など、嵐のライブでは欠かせない演出で彩った。「Yes?No?」は過去のライブ映像を背に歌唱し、過去に披露した時と同じ演出でファンを沸かせた。

東京ドームでラストツアーの最終公演を行った嵐

ファンの前ではこのツアーが初歌唱となった「カイト」や、「感謝カンゲキ雨嵐」など軌跡を彩ってきた全33曲を3時間25分にわたり披露。昨年の嵐と同時に活動再開した大野も、キレのあるダンスと透明感のある歌声で魅了した。

この日、会場に入れないファン向けて生配信も実施。活動再開後には5人でテレビ番組に出演することなく、最後までファンファーストを貫いた。

大野はこの日をもってSTARTO ENTERTAINMENTを退所。本紙の取材では、引退はせず、芸能活動を継続する。二宮と松本は個人事務所で活動しており、嵐としてのSTARTO社とのエージェント契約を終了した。それぞれの道を進むが、いつかまた5人が集まる日が来ることを期待したい。(糸賀 日向子)

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