中島健人、NHKドラマ初主演決定!「コンビニ兄弟」で“フェロモン店長”役
NHKは20日、2026年春放送予定のドラマ「コンビニ兄弟 テンダネス門司港こがね村店」の制作が決定したと発表した。主演は同局ドラマ初出演となる中島健人が務める。

中島健人(C)NHK
原作は町田そのこ氏の「コンビニ兄弟 テンダネス門司港こがね村店」。脚本は根本ノンジ氏が担当する。北九州市・門司港にあるコンビニの超イケメン店長とワイルドな謎の男、そして訳アリな客&店員たち。気になる2人がさまざまな無理難題を気分爽快に解決。現代の人間交差点・コンビニを舞台に繰り広げられるハートフル&ミステリアス&ヒューマンコメディー。
制作開始にあたって主人公・志波三彦(しば・みつひこ)を演じる中島は「ドラマ『コンビニ兄弟 テンダネス門司港こがね村店』で、志波三彦を演じます。原作を読んでまず惹かれたのは“フェロモン店長”という言葉。正直、最初は“アイドルとしてセクシーで売っていたら、ついにその路線のオファーが来たのか”と思いました(笑)。でもこの作品の“フェロモン”は、見た目の色気ではなく、人を包み込む優しさのことだと感じています。門司港の海風のように少し塩気のある人間味と、誰かの心を溶かすような温もり。その両方を持つ男を、全身で感じながら演じられるようにしっかりミツに向き合いたいと思います。小さなコンビニから生まれる大きなテンダネス(優しさ)を、ぜひ感じてください。そして初のNHKドラマなので、とても楽しみです。日本全国の皆様にこのドラマを楽しんでいただけるように頑張ります。撮影後はフェロモンマックスかもしれませんが、よろしくです」とコメントした。
町田氏は「フェロモン店長と呼ばれる志波三彦――ミツを中島健人さんが演じてくださいます。実は私の中で、ミツは妖精的な存在でした。書いておきながら、現実に実在するはずがないファンタジーだと思っていたのです。ですが中島さんが演じてくださると知ったとたん、ミツがこの世に生きる生身の男性になりました。私がこれまで見ようとしていなかったミツのバックボーンが鮮やかに見え、ミツの物語が溢れるように生まれました。稀有な体験だったと思います。中島さんだけではなく、今後たくさんの俳優さんたちが、スタッフさんたちが、同じような経験をさせてくれるに違いありません。根本ノンジさんの脚本は特に楽しみです。想像するだけで嬉しすぎます。そして、ドラマに恥じない『コンビニ兄弟』を今後も書かなければと、いまからやる気をいただいております。どうぞ、たくさんの方に愛されますように!」と期待を寄せた。
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