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2025年03月07日 04時00分

King&Prince髙橋海人山田洋次氏との“格闘”明かす

King&Princeの髙橋海人がこのほど、TBSのドラマ特別企画「わが家は楽し」(3月13日後9・00)の制作発表会見に出席した。

制作発表会見に出席した髙橋海人

映画監督の山田洋次氏が作・脚本、数々の名ドラマを生み出している石井ふく子氏がプロデューサーを務める今作。主人公(小日向文世)が定年を迎えた後に勃発する夫婦間の離婚問題をきっかけに家族全員の心を揺さぶっていくホームドラマを描く。髙橋は離婚の危機に陥る両親と同居する大学生の長男を演じる。

制作発表会見に出席した髙橋海人

役作りにおいては「自分と山田先生が想像する“若者像”のチューニングが難しかった」と苦戦したことを振り返った。両手を使いながら「自分の考える幅がこれくらいの範囲」と表現し「山田先生からは、この床から天井くらいの振り幅を求められた」とそのギャップを例えた。悪戦苦闘したというが、「(劇中の)家族の皆さんがすごい自分を面白く扱ってくださったので、波に乗ってからはすごく楽しくできました」と笑顔を見せた。

制作発表会見に出席した(左から)山田杏奈、髙橋海人、石井ふく子氏、小日向文世、戸田恵子

会見では主演の小日向を筆頭に山田氏からダメ出しを受けたエピソードで盛り上がった。髙橋も「1つ1つのセリフにダメ出しを頂いた」と苦笑い。だが、「どうにか山田さんを認めさせたい」と思い、がむしゃらに立ち向かったという。「現場からしたら子供のライオンみたいな感じに見えていたかもしれない」と振り返るも「その姿勢は今後に生かされると思いました」と確かな手応えを口にした。参加した撮影期間は8日間。「絶対に忘れられない宝物のような8日間でした」とすがすがしい表情を浮かべた。

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