日本テレビが松岡昌宏&城島茂への態度を軟化させた理由「ジュリー氏の影」説は本当か?

日本テレビが元TOKIOの城島茂と松岡昌宏に対し、国分太一の降板に関する対応について謝罪声明を発表した一件。日テレが手のひらを返したかのようなこの謝罪に対し、夕刊紙サイトはその背景に旧事務所社長の藤島ジュリー景子氏の「影」があったと指摘している。

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この見方は正しいのか。まず、同サイトの記事では「松岡は11月末にスタート社(STARTO ENTERTAINMENT)から独立した」とあるが、株式会社TOKIOとスタート社のエージェント契約は年内いっぱいまで継続する。また、この契約終了という背景には、松岡や城島が今後のあらゆる展開を想定し、スタート社に迷惑を掛けたくないという配慮と、混迷の状況下で自由に動きたいという意思があったとみられる。それが、今もジュリー氏の影響下にあるとみられるのは、松岡らにとって不本意だろう。

さらに日テレが今さらジュリー氏の影響を恐れて急に態度を軟化させるとも考えにくい。それなら、あそこまで突き放した対応を取った国分にもう少し配慮があっても良さそうなものだ。

日テレが態度を軟化させた最大の理由は、世間の批判が無視できないレベルに達したことに尽きる。松岡が週刊誌の取材に応じ「我々は、これからどういう立ち位置で、どういうふうに番組と向き合っていけばいいんだろう」と率直な疑問を投げかけたこと、そして日テレ社長の突き放した発言が相まって、局の対応に「いかがなものか」という批判の声が上がった。つまり、日テレが恐れたのは、視聴者や世間からの批判がこれ以上増幅することと考えられる。(トピクル取材班)

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