パーカク「BMK」松岡拳紀介<一問一答ほぼ全文②>目標は俳優「小さな手で大きな夢をつかんでいきたい」

「小さな手」が推しパーツの松岡拳紀介

人気ボーイズグループのメンバーからスポニチが〝推しのパーツ〟を拡大し、深掘りする「パーカク」。名古屋発の5人組男性エンタメ集団「BMK」の松岡拳紀介(22)の注目は「自慢の武器」と豪語する小さな手です。一問一答ほぼ全文②をお届けします!

――個人としての目標は?

「お芝居やりたいとずっと思っていますね。やりたいと思ったきっかけは、初めて外部舞台に出させてもらった時に、先輩や知り合いがたくさん見に来てくれて〝感動したよ〟って言ってくれて、お芝居の良さを感じました」

――それはいつ頃?

「2018年とかで、18歳になる前で17歳ぐらいの頃ですかね。そこからお芝居やってみたいなって。いずれは映像系、やっぱドラマとかに出れるような俳優になりたいですね。まずはいろんな経験をしたいですね。空手やっていたのでアクション系の作品もやりたいですし、結構キュンキュン系のラブコメも大好きで。中学2年生からこの(アイドル)活動を始めてたんで、あんまり青春を味わえずにいたんですよ。それこそ、高校なんて、文化祭1度も出てなかったり。そういう青春を俳優としてでも味わいたいですね」

――印象的なラブコメ作品は?

「いっぱいありますけど、映画『黒崎くんの言いなりになんてならない』とかですね。ドS男子がいるんですけど、現実の自分は絶対になれないので、役として演じてみたいですね。お芝居は普段やることのない職業や、なれない自分も演じることができる場だと思うので、そこで新しい自分を見つけたい。そして、笑い、キュンキュン、感動を与えられるようになりたいですね」

「小さな手」が推しパーツの松岡拳紀介

――最近出演された芝居の仕事は?

「(6月に公開された)『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編―決戦―』にちょっとだけなんですけど、出させてもらって。オーディションでは監督に〝声が良い〟って行ってもらえて。僕、声がハスキー系なのでヤンキー系に合ってたのかな。この声を生かしたお芝居もできたらと思いますね」

――オーディションはどうだったか?

「4、5回ぐらい受け行ったんで結構多かったです。結構緊張しましたけど、派手な服でいきました(笑い)」

――出演してみてどうだったか?

「せりふは数にすると多くはなかったですが、役を頂けて刺激的でした。ヤンキー役もいっぱいいて、〝うわ、すげえな〟っていう。普段のグループ活動だとなかなかない経験させてもらえました」

――間近で見て、印象的だった俳優は?

「高杉真宙さんです。高杉さんが演じる役の取り巻きみたいな感じだったので。本当にアニメの世界から出てきたように感じました。アクションもがっつりやられてて、すごかったです」

――反響はあったか?

「普段接するスタッフさんが見に行ったら〝いたよ!〟って報告くれたり、ファンの子たちも自分の役を見てくれたみたいで嬉しかったですね」

「小さな手」を見つめる松岡拳紀介

――「もっとこうしたい」と思ったことは?

「アクションがやりたかったが、戦えなかった。次は戦えてアクションに参加できるようになりたいです。この小さな手で大きな夢をつかんでいきたいですね!」

――コンプレックスだった小さな手を大きくしようと努力したことは?

「あります、あります。〝指の骨を鳴らすと指が伸びる〟という話を聞いたんですよ。だから、信じて中学生の頃、〝朝昼晩!〟みたいな感じで、歯磨きとかご飯と同じぐらいの感覚でやってたんですよボキボキと。意識的にやったんですけど、ダメでした(笑い)。それ以降、癖になって今も鳴らしちゃいますね」

――手が小さくて良かったことは?

「もういろいろ探しますよ(笑い)。例えばとっさにライブとかで、ピースで手を伸ばしたりするじゃないですか。これ、指が長いとカメラから見て顔に隠れちゃうんですよ。いいところでももう1個ぐらいあるとしたら、これまた偏見ですが、ファンの子に手を振るじゃないですか。その時、手がでかいとちょっと怖そうじゃないですか。やっぱ圧迫感というか(笑い)。その点、小さいと可愛らしい」

松岡拳紀介の両手

――楽器以外では困らない?

「物を持つ時も、力が狭い範囲に集中するので、むしろ良いと思ってます。腕相撲も実はメンバーで一番強くて。小さい方が相手の手の懐に入り込めて有利なんじゃないかと(笑い)」

――ポジティブ?

「僕はもうポジティブですよ、非常に。自分のこと好きだなってなります。ポジティブと勘違いの紙一重ですけど(笑い)。でも、街歩いてたりしても、結構人間観察好きなんで、いろんな方を見るわけですよ。で、これ俺が見てるからだろって言われちゃったらそうなんですけど、目とか合うと、俺のことかっこいいと思ってるんだとか、思っちゃいますね」

――アイドル活動するなら、自分のことをまず好きにならないと?

「そうですね。小さい頃から自分のこと好きでした。僕が言ってるだけですが、小学生の頃から周りと比べてかっこよかったので(笑い)」

――改めて自分の手について話してみてどう思った?

「自分含めて周囲も小ささは分かっていたことなんですが、改めて再認識できました。これからはもっと発信していこうと思います。もし、手が小さくて悩んでいる人がいたら、最初は恥ずかしいかもしれませんがポジティブに考えて良さを見つけてほしいですね」

 

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